名字と歴史のはなし

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名字と歴史のはなし

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  • サイズ B5判/ページ数 55p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784577040652
  • NDC分類 K288
  • Cコード C8321

目次

歴史のなかの名字(ぼくの祖先は武士だった!?;名字と歴史の楽しみ方;名字のはじまりと広がり)
名字はこうして生まれた(西からはじまった発展;400年ごろ 一族ごとに同じ姓を名乗った!;200年~600年ごろ このころに起こったことは?力をもった豪族たちが「くに」をつくっていく;天皇から姓をいただきました!;このころに起こったことは?天皇を中心とした国づくりが進む;気づくと、まわりはほぼ「藤原」!;このころに起こったことは?天皇にかわって貴族が政治を行う)
広がっていく名字(遠くの土地へ名字を運ぶ;900年ごろ 地方に行った役人が地名を名字に!;900年~1000年ごろ このころに起こったことは?未開の地をひらき、荘園が広がっていく;武士といえば「源」か「平」!;このころに起こったことは?藤原氏全盛の時代と武士の発達;武士の移動で名字がシャッフル!;このころに起こったことは?藤原氏が立場を失い、武士が政治を行う)

著者等紹介

森岡浩[モリオカヒロシ]
1961年高知県生まれ。姓氏研究家。早稲田大学政経学部卒業。学生時代から独学で名字の研究をはじめる。長い歴史をもち、不明なことも多い名字の世界を、歴史学や地名学、民俗学などさまざまな分野からの多角的なアプローチで追求し、文献だけにとらわれない実証的研究を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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なま

6
歴史の中で名字が生まれた理由や広がりをイラストを見ながら学べる。400年、大和朝廷時代の一族ごとに一つの役職を与え、蘇我氏(財政担当)中臣氏(祭礼担当)大伴、物部氏(軍事担当)と姓で職業がわかったようです。また大化の改新で中臣鎌足が「藤原」という姓を得て、子孫が自分の娘を嫁がせ勢力を強めると「藤原」だらけ。区別するため家が面した通りの名前から「近衛」「九条」と名乗ったり、徳川家康が敗北した三方ヶ原の戦い後、空腹で民家に振る舞われたお粥に「小粥」(静岡県浜松)の姓を与えたり自分の名前のルーツが知りたくなる。2017/02/16

0
ごくごく一部の特権だった名字は戦国、江戸を経て徐々に庶民にも広がり、ついには必須のものとなる。それを低学年にも分かりやすくした本。オールカラー2014/11/15

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