内容説明
おばあさんが手がみをかいていると森のどうぶつたちがやってきます。きってがほしいというのです。あるはるの日のふしぎなできごと。
著者等紹介
森山京[モリヤマミヤコ]
1929年東京都生まれ。コピーライターを経て、童話の創作活動をはじめる。『きいろいばけつ』(あかね書房)を始めとする「きつねのこ」シリーズで路傍の石幼少年文学賞、『あしたもよかった』(小峰書店)で小学館文学賞、『まねやのオイラ旅ねこ道中』(講談社)で野間児童文芸賞受賞など受賞作は多数
さのようこ[サノヨウコ]
1938年北京生まれ。武蔵野美術大学卒業後、1967年から1年間、ベルリン造形大学でリトグラフを学ぶ。『おじさんのかさ』(講談社)でサンケイ児童出版文化賞推薦、『神も仏もありませぬ』(筑摩書房)で小林秀雄賞受賞など受賞作は多数。2003年紫綬褒章を受章。2010年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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15
春らしいお話。2019/04/03
こどもふみちゃん
8
孫に手紙を書こうと庭でうつらうつらするおばあさんの所へ森の動物が切手を買いに来ます。お金をきちんと払っていくのです。動物達はどんなお金を払っていくのでしょうか。はやく次のページをめくりたくなる絵本です。温かい春の素敵な風景が目に浮かんできそうなお話でした。児童書。4・5・6・7・8・9歳向け。2013/05/19
かのん
3
切手をくださいと言ってくるどうぶつたちに、切手を渡してお金をもらうおばあさん。そのお金がなんともかわいらしくて微笑ましいです。おいくらですかときかれて、とまどいながらもどんなお金をくれるのだろうと受け取るおばあさんのわくわくがこっちにまで伝わってくる春のおはなしです。2013/04/05
いよの缶詰め
2
孫に手紙を書こうとするおばあさん。その時、色んな動物が切手を欲しいと頼みにやって来る。まさかの寝落ち?かと思いきや、便箋のかげに色んな花びらが。 まるで心だけが春になった気分。だれかに手紙を書きたくなってしまう。2021/11/12
絵具巻
1
文京区立根津図書館で借りました。2017/08/03