内容説明
ホテルのエレベーターをおりると、そこはロボットのくに!しかも、あっちでもこっちでもけんかがたえません。たつおはロボットのくにのへいわをとりもどすことができるでしょうか。小学校低学年から。
著者等紹介
わたりむつこ[ワタリムツコ]
1939年宮城県生まれ。大学卒業後、2年間アラスカに在住。出版社勤務の後、児童文学作家として活躍。1980年「はなはなみんみ物語」シリーズ・全3巻(リブリオ出版)で産経児童出版文化賞を受賞
佐々木マキ[ササキマキ]
1946年兵庫県生まれ。絵本作家、イラストレーターとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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野のこ
41
表紙のミラクルワールドっぽい虹色の佐々木マキさんのイラストがわくわくしました。ロボットたち、なんでこんなにせかせかしてたのかなぁ。よく分からなかったけど、たっちゃんのアドバイスでロボットの世界がおだやかを取り戻してお昼寝できてなにより。どうでもいいけどロボットゼロさんがうちの父に似とって気になりました。2018/04/09
いろ
14
9歳BD絵本祭♪ 息子1人読み用に。展望台のあるホテルに行き,成り行きで1人でエレベーターに乗った たつおが,ロボットの国に迷い込んで…というお話。10-15分で読める大きな文字の児童書。「ロボットの国の場面が面白かった。可哀想だけど。」と息子。「急げ急げ」で競い合い,喧嘩したり壊れて取り残されたり,無法地帯のロボットの国を案内したロボットゼロが,たつおに意見を聞くけど,たつおの返事は書かれていない。読者に考えてね♪という事かな。両親と再会した場面,大人には知れない子供の世界は誰にでもあるよね~,きっと。2017/03/09
サルビア
13
お母さんとデパートに来た男の子がエレベーターに乗ってロボットがいる階に着く。そこでロボットは人間の代わりが出来るのかとそこにいたロボットに問われる。人間の心を持ったロボット、今で言うA Iが将来そうなるのだろうか?2023/05/22
火星人碧
5
レストランに行こうとした少年が、その階でエレーベーターから降りなかったばかりに迷い込んだロボットたちの世界。困ったことがあちこちで毎日起きている。人の世界なら当たり前であることをそこで提案してみると、あっという間に解決、なんてできすぎた話だろう! でも、まあいいか。2021/10/24
読み人知らず
4
ロボットのくにでは無法地帯でした。こういう光景はアジアのお隣の国なんかではよく見られると思います2015/08/30