内容説明
ページをめくるたび、きりのなかにあらわれてはきえていくおとぎのくにのなかまたち。きりのもりのもりのおく、そこにいるのはいったいだれ―。
著者等紹介
シャラット,ニック[シャラット,ニック][Sharratt,Nick]
イギリス・ロンドン生まれ。美術学校を卒業後、雑誌や児童書のイラストレーター、絵本作家として活躍中
木坂涼[キサカリョウ]
埼玉県生まれ。詩集、エッセイ、絵本を数多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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花ママ
49
〈きりのもりのもりのおく〉という、何だかちょっと怖そうな気にさせる言葉で始まります。影絵のページをめくるとカラーで、その正体がわかる。ページの割り振りもバッチリ です。用紙の素材も工夫されています。読み聞かせの本としてお薦めです。2021/03/18
小夜風
32
【図書館】トレーシングペーパーを霧に見立てて向こう側が透けて見える絵本。そして霧の森の森の奥、奥の奥に見えるのは…♪楽しかった♪2014/11/23
p.ntsk
29
「きりのもりのもりのおく、そこにいるのはいったいだれ?」ページをめくるごとにシルエットの正体が。トレーシングペーパーを使っているのがユニークで楽しい絵本でした。2014/03/16
えり
28
きりのもりのおくには、一体誰がいるのかな?ページを捲る毎に、始めはシルエットだけだった愉快な仲間が次々と姿を現す。次は何?というワクワクと、トレーシングペーパーを使用した幻想的な世界観は、少し前に読んだ「きりのなかのサーカス」と同じコンセプト。こちらの方が子供にはわかりやすいかな?2014/01/17
くぅ
26
児童館で。紙の素材がトレーシングペーパーみたいで後ろのページが透ける印象に残る絵本。この紙により光と影が感じられます。…と母は楽しかった。が、息子は児童館に来たならオモチャで遊びたい!と心ここに在らず。(4歳2ヶ月)2021/07/26