内容説明
絵本画家になり、念願のファーブルを描くことに。しかし、生活はどん底に…。
目次
1章 絵本画家はビンボーズ(埴生の宿;絵本画家になる ほか)
2章 ビンボーズの醍醐味(ビンボーズの暮らし;イソップどうわ ほか)
3章 チカボ・ルネッサンス(ボローニャの原画展で入選;颯爽と展覧会デビュー ほか)
4章 かがやける八十代(八十歳のバースデー・プレゼント;横浜文化賞受賞で、市歌を熱唱 ほか)
5章 一日一日を生きる(老いの影;はじめての信州 ほか)
著者等紹介
熊田千佳慕[クマダチカボ]
1911年横浜に生まれる。1934年東京美術学校(現東京芸術大学)卒業。詩人の兄、精華の友人であるグラフィックデザイナー山名文夫氏に師事。1935年名取洋之助氏主宰「日本工房」に入社。写真家土門拳氏らとデザインの仕事をする。1945年結婚。1950年初めての絵本『みつばちの国のアリス』(羽田書店)で、装幀賞受賞。以後、幼児向け絵本や雑誌などに動植物の生態画を描く。1981年『絵本ファーブル昆虫記』で、ボローニャ国際絵本原画展に入選。(1983年にも同展入選)。1989年『KUMADA CHIKABO’S LITTLE WORLD』全7巻で、小学館絵画賞を受賞。1991年横浜文化賞を受賞。1996年神奈川文化賞を受賞。2004年自伝に着手(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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