内容説明
この本の主人公は、ヒグマです。ヒグマの仲間は、北アメリカ、ヨーロッパ、アジアの北部に分布しています。からだの大きな動物ですが、食べ物の少ない冬は地面に掘った穴や岩穴で眠って過ごします。雪解けが始まる早春、母親は子グマを連れて穴を出ます。それから、次の年の夏まで、母親は子グマたちを連れて歩き、子グマたちは母親のすることを見ていて、食べ物の採り方や危険なことなどを学ぶのです。本書では、冒険好きな子グマたちと、お母さんグマの暮らしぶりを描いています。
目次
ぼくはくま
たたかうおとうさん
すあなのなかでうまれたよ!
さいしょのいっぽ!
もりをおさんぽ
ようじんするおかあさんぐま
さかなとりのれんしゅう
おやすみなさい!
あかちゃんぐまからおとなのくまへ
せかいのくま
著者等紹介
今泉忠明[イマイズミタダアキ]
日本動物科学研究所・日本ネコ科動物研究所(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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千尋
10
くまさんの生態について写真で紹介している絵本*こぐまちゃんたちの成長ぶりがとても可愛らしいですv2012/09/29
しろくま
6
意外と知らないヒグマの暮らし。冬眠中ってどんな様子なのだろう??冬眠中に子を産み育てるようです。クマはオスとメスが一緒に暮らすのは1~2週間だけだそう。世界のクマには、メガネグマ、ナマケグマというクマもいるのですね。2017/04/13
ぶた
3
全体的に怖いイメージではなく、おっとりしたクマばかりがうつっているイメージです。死については触れていませんが、生きることを伝えてくれているような絵本(写真ですが)です。2010/08/25
リアム
1
クマのオスは何してるんだろ2018/10/01