内容説明
いま、そこにある虫たちの品格。ネイチャーイラストレーション画集シリーズ第2弾。
目次
虫たちのいる風景(雑木林の虫たち;草むらの虫たち;木の葉や枝にいる虫たち;材木の上の虫たち ほか)
虫に迫る(カブトムシの仲間;クワガタムシの仲間;コガネムシの仲間;テントウムシの仲間 ほか)
虫の品格を写し出す描画への道
著者等紹介
安永一正[ヤスナガカズマサ]
1953年千葉市生まれ。美学校で細密画を習い、その後絵の仕事を始める。現在は虫にしぼって描いている。幼児雑誌や事典などのさし絵の他、月刊絵本「しぜん―キンダーブック―」(フレーベル館)で年一冊、虫の号を描く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
図鑑?画集?標本画っていうんですね!写真と間違えるくらいリアルです。安永さんの昆虫愛を感じました。2020/01/30
遠い日
4
「標本画」ということばを初めて知る。精緻で美しい絵で、昆虫を紹介する。スケッチ風の絵から、本当に標本のように、同じ昆虫をいくつも並べて描くページもある。どれも、まるで写真のようだ。植物とともに描いた絵からは、その昆虫がどんな植物を好み、どんな所に生息するのかがよくわかっていい。巻末のあとがきにあたる、安永さんご自身のことばに、これまでの画業への思いと精進のあとが見て取れる。生きたことばだ。2014/04/25