内容説明
八木先生は、動物のお医者さん。動物が大好きで、ゆめはペンギンを飼うこと。そんな先生のところには、今日もたくさんの動物たちがやってきます。ほかではなおらないけがだって、先生にかかったら…ほら、なおります。
著者等紹介
垣内磯子[カキウチイソコ]
東京都生まれ。早稲田大学仏文科卒業。早大小野梓賞・サンリオ詩とメルヘン賞など受賞
マツバラリエ[マツバラリエ]
イラストレーター、絵本作家。映像作品、立体作品なども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優花 🍯モグモグ
32
ほんわか温かい作品でした。そして何気に生き物の大切さが学べる本でもありました。可愛がるだけじゃなく、ちゃんと最後までお世話をする。たくさんの子供たちに読んでほしい本だと思いました。ペットを飼いたいと思っている子たちにオススメしたいです。2020/01/11
みさどん
14
特に変わった展開はないけれど、運ばれてくる生き物の特性に合った治療をしてあって、子どもが生態もちょっと学べるのがいい。動物好きで、生き物を救う人ばかり出てくるのも安心して読めるところ。最後に動物の気持ちが読めるドリトル先生のようなところが出てきたけれど、ハイジさん(動物と対話できる人)が存在するのだし、ここは現実話とも合うように控えめな描写でちょうどいい具合だった。そういえばハイジさんを信じるならサイコキネシスを信じることになってしまうんだよなあと、自分の中の矛盾を考えてしまった。2016/04/01
花林糖
12
(図書館本→中古入手)長閑で優しい空気が漂う物語。短編7話。図書館で何気なく手に取り読んでみたらとても好みで大当たりでした。3話目の甲虫の怪我を治療する箇所が面白い。2019/05/26
はゆ
4
題名とはうらはらになんだかのんびりとした空気が漂う、八木先生の動物病院。それは、先生のどんな患者さんに対しても、丁寧に向き合い、治療だけでなく患者さんの飼い主に安心感を与える対応から感じられるものなのかな。こういう人の元で働けたら幸せだろうな〜。給料少なそうだけど。季節のうつろいを感じながら、日々を大切にしっかりと生きているこの作品の雰囲気が私好み。2015/08/21
ねええちゃんvol.2
1
★★★★ カブトムシの角を接着剤でつけたとこがうけた。なかなかよかった。オススメ:1年生から2011/04/27