内容説明
ねがいつづけてまちつづけてみごとなはなをさかせたき。みるひとをみんなしあわせなきもちにしてくれます。
著者等紹介
バテュ,エリック[バテュ,エリック][Battut,Eric]
1968年、フランスに生まれる。リヨンの美術アカデミーで絵画を学ぶ
神沢利子[カンザワトシコ]
1924年、福岡県に生まれる。文化学院文学部卒業。詩、絵本、童話、エッセイと幅広いジャンルで活躍をしている
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感想・レビュー
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ちえ
36
絵のタッチが前に読んだ「ジュールとセザール」と全く違う、と思ったら切った紙を重ねたものでした。小さな木の顔だけが手書き。可愛い。訳は神沢利子さんで、神沢さん、フランス語も出来るんだ!と語学全くダメな私は感心しきりです。2019/08/31
ぶんこ
33
ひとりぼっちの小さな木の隣に草がはえてきました。そして赤いきれいな花が咲き、小さな木は羨ましい。何年も経って、小さな木は大きな木に育ち、なんとたくさんの花を咲かせました。良かったね。裏表紙の「見る人をみんな幸せな気持ちにしてくれます」私も幸せな気持ちで読み終えました。2025/02/12
ochatomo
11
スイスの絵本 生きるペースはさまざま 作者Eric Battut氏は出版社により表記が(バテュ、バテュー、バトゥー)と違う 原題“Eine kieine Pflanze” 元本2003年(ISBN9783855813988) 2004刊2019/09/09
み
9
これも読み聞かせ団体さんのDVDより。大きくなるには時間がかかる場合もある。2021/03/23
遠い日
5
これはバテュさんにしては珍しく、貼り絵だ。単純な色とフォルムが、やさしいお話にぴったり。ひとりぼっちの木の横に、芽生えた草の花。小さな木は草より小さいことを気に病み、花に憧れる。何年もともに過ごしたふたりに通う心が、美しい。2013/04/03