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内容説明
装丁・文章を一新し、鮮やかな描きおろしも加え、スタンダードな昔話を味わい深く仕上げました。のびのびを描かれた絵に注目。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
naolog
8
図書館にて。20年前の本だが、語り口がやや方言なのですごく古臭く感じる。そして、子どもに伝わりにくい…。2023/03/18
遠い日
7
瀬川康男さんの絵を求めて。よく知っていると思っていた話なのに、細かいところは記憶が抜け落ちている。そして、瀬川さんの絵によって視覚的にも強調されて、とても印象に残ると感じた。サルに殺された母カニのおなかから生まれた子ガ二たちの活躍は、その赤とともにもう忘れまい。2014/04/04
おゆ
6
【2歳9ヶ月】そろそろ昔話も、と思い、読み比べのつもりで借り出し。いもとようこも悪くはないけれど、やはり画も文も信頼の松谷みよ子×瀬川康男をと手に取ったところ、刊行分はこのコンビで行こうと確信する結果に。画も文も切れ味がよく、読み方も見方も一通りではいかない楽しさがある。お話は久々に触れた大人心にもはっとするような残酷さを含んでいるけれど、憎たらしくも滑稽な猿の表情や、小さいながらも勇ましい子ガニたちの様子の中にあっては、それも魅力の一つと受け止めることができる。2017/08/21
RX78
4
瀬川さんの絵が懐かしくてステキです。早く芽を出せ柿の種ーのとこは他の絵本の方が好きかな。2020/04/08
くすみ
2
松谷×瀬川の安定タッグ。松谷みよ子らしいおばあちゃんが語りかけるような文章で、きっちり残虐性の残る内容。猿が懲らしめられてスッキリ!というよりカニ達の容赦ないやり方が怖く感じるこの頃。【4歳3ヶ月/】2019/03/06