内容説明
ねこがいました。あかいねこでした。だから、みんなはあかねこくんとよんでいました。あたたかいはるのひ、あかねこくんはきのむくまま、ひげをふりふり、もりやのはらをあるいていました。
著者等紹介
バテュ,エリック[バテュ,エリック][Battut,Eric]
1968年、フランスに生まれる。リヨンの美術アカデミーで絵画を学ぶ。現在は、絵本の制作に携わり、次々、魅力ある絵本を発表している
もきかずこ[モキカズコ]
1949年、広島に生まれる。慶応義塾大学文学部卒業。日本国際児童図書評議会会員
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
222
フランスの絵本作家のエリック・バテュ 作。まずは絵から。主人公の「あかねこくん」は、かなり特異なキャラクター。あかいねこというのもそうなのだが、風貌がまるでオヤジねこ(関西の方言では、おっさん)。鼻の下のチョビ髭のようなのが原因かと思われる。その上に表情も、どう見てもおじさん猫のそれ。もっとも、これはこれで愛敬があっていいかもしれない。お話は、あかねこさんとことりの風変わりな友情物語。最後のページの晴れがましいあかねこさんが、おっさん可愛い。2024/11/15
yomineko@ヴィタリにゃん
53
卵を拾った赤猫くん😊温めてひなが孵った、、、けど大きくなってから食べようと思っていた!!!が、飛んで行ってしまった😊でも鳥さんはその後、奥様と5人の子ども達を連れて帰って来たよ。食べないでね😊2024/11/29
ののはな
8
あかねこくんがみつけた卵。たべちゃおうかな?それとも……?自然でいったら捕食される間柄の友情って、前は苦手だった。絵本だから、ファンタジーとして読めばいいのかな。いまだにそんなことがちらっとよぎりますが佳い話。2011/09/17
timeturner
4
お話はありがちだけど絵がすごくいい。2016/02/16
ははは
3
これは好きだな〜〜!家族を連れて帰って来てくれたのが良かった〜〜!あかねこくんとことりの表情がなんともかわいらしい!来週1年生に決定! 2012/03/14