内容説明
『希望の歌』『勇気の歌』に続く３冊めの童謡詩集。完結。
目次
幸福（この本の幸福；だれのための幸福 ほか）
春（春になったら；サボテンの花 ほか）
草（草；蟻 ほか）
真実（真実；ヒトミシリ科のヒトミシリ ほか）
著者等紹介
やなせたかし［ヤナセタカシ］
１９１９年（大正８年）２月６日、高知県に生まれる。東京高等工芸学校（現千葉大学）工芸図案科卒業。三越百貨店宣伝部にグラフィックデザイナーとして勤務ののち、１９５３年（昭和２８年）よりフリーとなる。大人気の絵本「アンパンマン」シリーズの他、『やさしいライオン』『チリンのすず』また童謡詩集に『希望の歌』『勇気の歌』『幸福の歌』（ともにフレーベル館）などがある。「てのひらを太陽に」をはじめとして、童謡の作詞も数多くある。また、エッセイ『もうひとつのアンパンマン物語』（ＰＨＰ研究所）『アンパンマンの遺書』（岩波書店）『アンパンマンＶＳアンパンマン』（フレーベル館）などがある。日本漫画家協会理事長。雑誌「詩とメルヘン」編集長。東京四谷と北海道富良野には、アンパンマンのキャラクター商品、絵本などをおいた「アンパンマンショップ」、高知県香北町には、「アンパンマンミュージアム」がある
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感想・レビュー
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智湖@ベルばら同盟副会長
30
【だれのための幸福】絵をかきたい／詩をかきたい／だれのために／なんのために／だれのためでもない／なんのためでもない／私の心がのぞむから 【麦の幸福】麦は／やっと芽をだしたとき／踏みつけられる／踏まれなければ育たない／もっと踏んでください／強く生きられるように2024/09/14
亮さん
14
良い詩ばかり。詩の内容は、さすが児童文学の大家、アンパンマンのやなせたかし大先生といったところ。以下、１つ載せます。 少女は 家が貧しくて 朝起きて働いたので ほっぺたにシモヤケができた 少女が1人の少年を愛した時 シモヤケのことを恥ずかしく思ったが 少年は大声で言った 僕は君が好きだ 特に君のほっぺたの シモヤケが好きだ2017/01/20
