内容説明
戦国時代は、今から四百五、六十年前の時代です。この時代、日本各地には、数多くの英雄が出現しています。代表的な人物として甲斐の武田信玄、越後の上杉謙信、関東の北条氏康、駿河の今川義元、中国の毛利元就、四国の長宗我部元親、九州の島津義久がいます。また、これ以外の人物となると数えきれないほど多くの人々がこの時代に登場します。第五巻では、こうした武将の下で活躍した人々を取り上げてみました。
目次
本多弥八郎・臆病者の大出世
鳥居信元と成瀬正義・湯水の行水
藤堂高虎・出世の白餅
松平又七郎・偶然の大手柄
蒲生氏郷・名月若松城
真田幸村・大坂の決戦
木村長門守・大坂の陣
著者等紹介
一龍斎貞水[イチリュウサイテイスイ]
本名、浅野清太郎。昭和14年、東京都生まれ。30年、都立城北高校入学と同時に、先代一龍斎貞丈に入門、貞春として本牧亭で初高座。41年、真打昇進。六代目貞水を襲名。現在、講談の第一人者で、他の追随を許さない。昭和50年度「芸術祭優秀賞」、51年度「放送演芸大賞講談部門賞」受賞。講談協会常任理事。CDに「赤穂義士本伝全15巻」「四谷怪談」他がある
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感想・レビュー
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