内容説明
絵は、描かれた時代や背景によって、それぞれの物語をもっています。本書では、絵が表現していることを探る手がかりを紹介し、探偵になった気分で楽しくそのなぞにせまれるように構成しました。
目次
絵のなぞときをしてみましょう
聖ゲオルギウスと竜
プリマヴェーラ(春)
大使たち
雪の中の狩人たち(冬)
卵を料理する老女
おどる一組の男女
ポンパドゥール侯爵夫人の肖像
ピアソン少佐の死
大工の家のキリスト〔ほか〕
著者等紹介
ミクルスウェイト,ルーシー[Micklethwait,Lucy]
1951年パキスタン生まれ。イギリス在住。子どもたちに世界中の名画を紹介する本を多数出版している。著書に『はじめてであう美術館』『みーつけた! 絵のなかで動物たちがかくれんぼ』『ふたつあるものなあに?絵のなかに数をさがそう』『のりもの みーつけた!名画のなかにでかけよう』(以上フレーベル館)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
18
さまざまな謎が問いかけられていたが、半分くらいしか解き明かされてはいなかった。2012/08/12
明るい果物
7
これは面白い!絵を見るとき、私はぼやーっとしか見ていないのですが、例えば「もしあなたがこの場にいたら、どんな音がすると思いますか?」「天気はどうですか?」「この絵は冬ですが、夏になるとどう変わると思いますか?」「このツボの手触りはどんな感じだと思いますか?」等々、そうやって絵を見ると、より臨場感があるのか!と発見できました。なんというか、絵の中に入り込んで体験する方法、のような感じ??2015/09/27
猪子
5
美術鑑賞ってどういう風に鑑賞したらいいのかよく分からないけど、こうやってなぞとき方式にしてくれると面白いし「よーし、よく見るぞ!」という気になる。中野京子さんの『怖い絵』の子供向けバージョンという感じ。2018/11/20
suchmo
3
絵のポイントを確認出来て◎2018/11/04
わかっぴ
2
絵のことが、よくわかった。2013/03/03
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