出版社内容情報
赤いボタンは世界中を旅してみたくて、あるひポーンとコートからとびだしました。
斬新なデザインと絵で新たな世界が広がる絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
20
ボタンのお陰で、自分以上に希望を取り戻した者がいることを目の当たりにした紳士。奇跡的な再会ではあったが、ボタンを見逃してほしかった。2021/10/20
リリィ
17
コートに付いた赤いボタンが、ある日旅を決意し、コートから地上へと飛び出します。色々な人や動物に出会いますが…コラージュ絵本。ボタンがころがるように回る文字や、カラフルな絵が楽しいです。このボタンの順応性がとても高いのもミソ。2014/07/13
mntmt
16
サラ・ファネリの絵本の中で、一番好き！2015/07/25
魚京童！
9
なんだろう。穂村さんだった。もう殺さないで。絵を。大事な絵なんだから。言葉があってないよ。気づいて。知って。もっと調べて。自分を知って。能力を知って。あなたが無能なのは知ってる。でも絵を殺さないで。素晴らしい絵だ。話が繋がっている。日本語で殺さないで。せっかくいい人を見つけたのだから。絵を殺さないで。2020/09/27
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
今江祥智さんの『はじまり はじまりー絵本劇場へようこそ』で紹介されていた本。主人公は、コートに付いていた赤色のボタン。コートの持ち主は、ボタンを毎晩柔らかい布で磨いて大切にしていましたが、ある日ボタンは「ぼく、せかいを みに ゆこう」と決意します（なぜ？ 笑）。イラストを囲むように欄外に文章が配されていて、文末の位置が次のページの文頭につながっています！表紙の赤いボタンも、くるくる回転する仕様になっているので、ぜひクルクルしてください。 2020/04/07
