出版社内容情報
絵本 幼児~小低
ある家に、おばあさんと一匹の猫が住んでいました。おばあさんは、とてもおばあさんで98歳。「だって、私はおばあさんだから」と言うのが口ぐせのおばあさんと猫が、交流の中で互いの信頼感を確かめていく名作です。
全国学校図書館協議会選定図書、SLBC選定
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫綺
102
既成概念に囚われない、人生気の持ちようってポジティブな絵本。2015/11/08
明るい表通りで🎶
36
おばあさんは一番たくさん子どもの心を持っている。さのようこさんのやさしい絵と文が、気持ちを明るくしてくれる。2024/07/08
Willie the Wildcat
25
ねこの失敗を、楽しみに変える。ねこと共に、楽しむ。優しさ、慈愛。既成概念や”枠”を取り除いて、人生を楽しむ。ねことの時間を、楽しむ。最後のページの2人(正確には、1人と1匹・・・)の後姿がお気に入り。温かく、幸せに満ちている。2012/11/10
はやしま
19
読友さんの感想に刺激されて手に取った本。「だって」を齢のせいの言い訳にするなという教訓めいたお話かと思いきや、前向きな意味での「だってだって」もありなんだとわかり、自分に喝を入れるつもりで読んだのだけど、読了して目の前が明るくなった一冊。言葉というのは本当に不思議。最後のねこの一言が可愛い。2016/01/15
まど
16
「おばあさん、来年100歳だったのに、5歳でいいんだねえ。面白い~。」と5歳の息子。2011/10/26