内容説明
エリツイン大統領が急死したロシアでは、権力の座をめぐり熾烈な争いが展開され、また、深刻な農作物の不作に見舞われてかってない飢餓の危機にさらされていた。そして1999年12月31日。新しい千年紀の到来を祝うカウントダウン・セレモニーに大群衆が集まったマンハッタンで、爆弾による無差別テロ事件が発生。捜査の結果、容疑者としてロシア政府の要人が浮上する。巨大企業の経営者ゴーディアン率いる危機管理特殊部隊“剣”に出動命令が下った。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gonta19
72
購入詳細不明。2016/10/25〜11/2おそらく17年物の積読本。4年ぶりのクランシー作品。ミレニアムの記念日にニューヨークのタイムズスクエアで起こった爆破テロにまつわるストーリー。クランシーの軍事物に比べると平凡な感じ。それにしても積み過ぎた。2016/11/02
ゆーぼー
7
この作家は、ミリタリーには詳しいけれど、ビジネスに関しては、そうでないのかも知れない。 以前から、ゴーディアンシリーズの設定には、少々無理があるのではないかと感じていた。 ザ・キャンパスシリーズでは、ライアン大統領の後ろ盾があって、事が進むのだが、一般企業であるアップ・リンク社で、そこまでできるかは、ちょっと無理がある。 まあ、そういう世界もあるのかも知れないと、割り切って読めば、結構楽しい。 やっぱりトム・クランシーの魅力は、軍事に限るのかなぁ…2016/07/06
AR読書記録
2
まず小説としては,続々登場する人物の重要度がなかなか把握できなくて苦しい.ようやくチャーリーとエンジェルたちみたいな位置関係がつかめてきても,エンジェル多すぎ.あとパワーゲームという舞台設定については,好き嫌いでしょうが私は嫌い.一企業のトップが世界の人々の運命を握る,ことが可能であるという世界は肯定したくないし,それを当然のごとく受け入れてその裏での特殊部隊の活躍っぷりを楽しめっていわれても... というわけで,トム・クランシーは今後も読まないな,ということを確認しました.2012/04/06
Ryosuke
1
梅2014/01/08
弦舞院 律枢
0
読破2013/01/29