内容説明
優しさと好奇心に溢れたマラソン解説。一歩一歩大地と語り続けた増田さんの足跡がそのまま文章になりました。
目次
第1章 マス・メディアを走る―テレビ・ラジオ・活字の世界で見つけた新しい自分
第2章 私の42.195キロ―次々と記録をぬりかえ、ロス五輪の星に
第3章 走って、転んで、また起きて―ロス五輪、留学、引退までの波瀾万丈
第4章 わが師・わが友・わがライバル―人との出会いが私の財産
第5章 楽しく走ろう―よい風にあたろうよ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
猫田
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マラソンを走るきっかけや、ロス五輪での棄権、そこから再起したのに引退試合も棄権、引退後の生き方など、増田明美さんの半生が詳しく書かれていた。特に挫折と再起については、胸が熱くなるものがあった。 ご本人によると、とても我が強いそうだけれど、すごく意外だった。2020/06/05
あこぶ~
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カゼヲキル繋がりで借りた。美岬は著者がモデルだとは思ってたけど、実話の部分を確認できた参考書みたいな感じ。増田氏の現役時代はマラソンに興味なかったので、記録に関しては無頓着で、スゴイじゃん!と今さら思う。過去の栄光を冷静に自慢し、ちゃんと反省もして今(っても20年前だけど)に至る内容は興味深い。ってカゼヲキルより10年も前の作品かぁ。それにしても写真って残酷で、動画なら走る姿を美しくも思えるのに愛くるしいくらいブチャイクなのを掲載しちゃうって素敵です。松野明美だったかもと思ってた都はるみの謎も解けた(笑)2019/02/19