内容説明
金田一耕助が『本陣殺人事件』で初登場してから、今年はちょうど五十年にあたる。本書では、耕助が解決してきた78の事件を通して、その秘められた素顔に迫る。また、金田一耕助の生みの親である横溝正史についても、秘められたさまざまなエピソードを紹介。さらに、映画化・テレビ化された作品について特別に一章を割いて、歴代の金田一耕助を演じた俳優たちと作品のエピソードを発掘してみた。
目次
第1章 金田一耕助の知られざる素顔
第2章 作家・横溝正史にまつわる意外な事実
第3章 金田一耕助ミステリー・ファイル
第4章 金田一耕助を演じた役者たち
第5章 金田一通に贈る、とっておきのネタ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
58
文庫サイズで横溝正史の作品世界を詳説。知らなかったことがあまりにも多く、自分もまだまだだ、と思ったが、これからの楽しみもそれだけ増加したわけである。未読作品への期待もふくらむ。しかし古い映画を消化するのは大変。石坂金田一以前の作品をどうやって見るか。金田一少年にも興味はあるが、著者としては孫だと認めない立場のようだ。ちなみに探偵名は登録商標だった!2019/09/08
SKH
8
ファンブック。2014/01/06
寒っ!!
7
99の謎というか豆知識な感じ。名探偵の報酬は金田一に限らず気になるところだ。2019/10/01
二分五厘
1
1996.12.81996/12/08
冬至楼均
1
三章の年譜に付いては思いっきり異論が有りますが、まあそれ以外はそこそこ。2013/10/01