内容説明
フットボールのオーナーが早朝のジョギング中、トラックに轢き逃げされた。捜査に立ち会ったコロンボだが、その目の前で第二の殺人が発生する。爆弾が仕掛けられたロールスロイスを調べるうち、現場に残された奇妙な「跡」にコロンボは気づく。呪われたマッケイン家の謎を解く鍵は、一人のギャンブラーが握っていたのだが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
有沢翔治@文芸同人誌配布中
7
ギャンブルで借金まみれのハロルドに持ち掛けられたのは、叔父の爆殺計画だった。彼の叔父、フレッドは大の資産家で、死ねば遺産が転がり込むはずである。仕方なく、フレッドのロールスロイスに爆弾を仕掛けれが、当の本人は車に惹かれてしまう。犯罪計画が知られると厄介なことになりかねない。しかし、交通課の刑事と一緒に捜査していたコロンボは奇妙な跡に気づき……。http://blog.livedoor.jp/shoji_arisawa/archives/51514599.html2020/08/29
yasu7777
2
★★★☆☆ 練馬2876-2092021/06/13
がんもどき
2
今回は倒叙ものとしては変化球だ。描かれているのは間抜けなギャンブラー。最初の殺人については最後まで犯人が明かされない。主人公はツキに見放されたギャンブラーの方で良いのだろうか?何とも哀れだった。2020/05/16
ペコ子
2
今回は犯人が意外な展開に・・・先が読めずに面白かったです。コロンボにギャンブルの才能が笑2018/10/10
akatuki
2
今回は犯人がターゲットを殺害する前に何者かに殺さる。無関係の他者を誤って殺害し犯人も殺される筋書きの問題作。行き当たりばったりの犯人、コロンボの読み違いなど新たな展開を目指したがとても微妙な作品となっている。しかしコロンボだと思わなければなかなか良い作品だと思う。2014/07/09