内容説明
1968年、北エルサレムの遺跡でイエス・キリストの亡骸が発見される。しかし、この歴史的大発見はなぜか公表されなかった。同年、アイルランドでは、若き留学生P・キャナヴァンがヴェネツィア貴族の娘と恋に落ちる。24年後、CIAを退職したキャナヴァンが想い出の地アイルランドを訪れると、次々と残虐な殺人事件が起きる。事件の背後には謎の殺人組織「墓の結社」の暗躍が…。キャナヴァンは「墓の結社」の謀略を阻止すべく、急拠ヴェネツィアへ飛ぶ。
感想・レビュー
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mocha
65
アイルランドからヴェネチア、ローマ、そしてヴァチカンへ。元CIAのパトリックが追手を躱しながら謎の真相を探る。秘密結社とかKGBとか強敵がてんこ盛りなのだけど、なぜ追われてるのか本人もわからない。読んでる方もわからない。そもそも冒頭イェルサレムでのセンセーショナルな発見は何だったのだろう?どう展開するかわくわく待ってたのになんにも触れられないまま終わってしまった。読後の感想は「きょとん?」である。ダン・ブラウン的なものを期待したけど、どこまでもB級なバイオレンスアクション作品だった。2022/09/13
まー
0
51996/09/22
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- 和書
- ようちえんにいきたいな