肉屋―愛の虜囚(とりこ)

肉屋―愛の虜囚(とりこ)

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  • サイズ B6判/ページ数 155p/高さ 19X14cm
  • 商品コード 9784576891767
  • NDC分類 953
  • Cコード C0097

内容説明

野卑で乱暴な男の肉体に魅かれてゆく女の性。発売と同時に全フランスがこの奔放で大胆な性描写に惜しみない賛辞。注目の異色作。ピェール・ルイス文学賞受賞作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

redbaron

8
むせっ返るような生肉の、精液の、唾液の、尿の臭い、S&M・死姦・獣姦(まだまだ有るよんw)…と書くととんでもないが、それを下衆っぽく感じさせない文章。官能小説で終わらせるのはどうかしら。題名の「肉屋」って今は禁止用語よね(^^;(先日読んだPCの本の影響がw)でも、「精肉店」とも「お肉屋さん」とも違うから良しでしょうwww2015/04/21

一江春水向東流

1
夏休みのあいだ、肉屋のレジ係をしている美術学校の女学生が、人間の肉を思わせる切り刻まれた獣の肉にしだいに魅せられて、やがて人間の肉体に惹きつけられていくというものだ。結局、その肉屋と寝るわけだが、その肉屋は、腹の突き出た脂ぎったおやじであり、主人公の近くに行っては卑猥な冗談ばかり言っているような人間だ。彼女の作品のすばらしさは、背徳を楽しむようなところもなければ、余計な心理描写もないし、露骨ないやらしさに通じる装飾も全くないところにある。2020/03/14

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