内容説明
キャタピラー三菱は建設機械の専業メーカーだが、日本のどこの企業も直面している低成長経済と円高という重荷にあえいでいるのはおなじだ。資源は経験豊かな中高年という人材である。この資源をなんとかして有効に活用できないか。会社のなみなみならぬ理解と、多くの人の協力によってパソコンや情報処理に素人の中高年を、いっぱしの情報戦士にしたてあげる手法が開発されていった。いまでは、数十人の中高年の情報処理戦士が、外部から委託されたソフトウエア開発やソフトウエア会社に派遣されて数億円を稼ぐまでになった。
目次
第1章 操作できなくともコンピュータは駆使できる
第2章 土・日15000円也のパソコン速習教室奮戦記
第3章 念願の自作プログラムに挑戦
第4章 パソコンを販促の武器にできないか
第5章 わが家にもパソコンが入ってきた
第6章 中高年パソコン軍団が企業を活性化