出版社内容情報
北京の西郊で、女性ばかりを標的にした連続殺人事件が発生する。警察が手がかりをつかめずにいるなか、当時学生だった呼延雲の推理によって、周立平という高校生が容疑者として浮上した。
だが、呼延雲の友人で警官大学に在籍していた林香茗が彼を庇ったことで、周立平が問われたのは、わずか一件の殺人だけだった。事件の全容が解明されぬまま、彼は収監されることになった。
それから十年後、「掃鼠嶺」にある廃地下鉄駅の付近で、四体の焼死体が発見される。そのうち三体は子どもで、遺体には激しい虐待の痕跡が残されていた。警察は威信をかけて犯人の追跡に乗り出す。
捜査線上に浮かんだのは、すでに出所していた周立平。かつて「西郊連続殺人事件」の犯人と目されながらも、罪の全容を問うことができなかった男だった。十年前に取り逃がした“連続殺人鬼”との再会に、警察と当時の関係者たちは執念を燃やしていく。
やがて焼死体の身元が明らかになるにつれ、事件の背後に、ある「護育院」の存在が浮かび上がる。放漫な経営実態や子どもたちへの凄惨な虐待が明らかになり、さらに背後では巨大な組織が蠢いていることも判明する。複雑に絡み合い、いがみ合う組織の人間関係が暴かれていくなかで、物語は予想もしない真実へとたどり着き、衝撃的な結末を迎えることになる。中国でも絶賛された華文ミステリの最高到達点!
【目次】
内容説明
北京の西郊で女性を狙った連続殺人事件が発生。警察も手をこまねくなか、学生だった呼延雲の推理により周立平という高校生が容疑者として浮上する。しかし呼延雲の友人で警官大学に在籍の林香茗が彼を庇ったため、1件の罪にしか問われなかった。事件から10年後、掃鼠嶺という廃駅付近で四体の焼死体が見つかる。容疑者として名前があがったのが、すでに出所していた周立平だった。一度逃した「連続殺人鬼」との再会に、警察は立件に執念を燃やし、ついには逮捕にこぎつけた。しかし事件は、呼延雲と周立平に恨みを抱く元刑事の李志勇らの調べによって、思わぬ方向に転がっていく。
著者等紹介
呼延雲[コエンウン]
中国で有名な推理小説家。2009年に長編推理小説『嬗変』でデビュー。当初は本格寄りの作品を発表し、その後は試行錯誤を重ね、推理小説の題材、形式、そして中国伝統文化の融合において新機軸を打ち出した。「大きな物語」の中に複雑な現実的問題を絡めることを得意とし、雄大な筆致と大胆な作風が特徴。一風変わった中国の推理小説家とされる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ばんだねいっぺい
Zest1157




