出版社内容情報
大名家の姫君に使える腰元・お光は15歳で剣術の免許皆伝となる腕前。おてんば剣法で事件解決に奔走する!新シリーズ第2弾。
【目次】
内容説明
大名笹倉伊予守の姫君、菊姫の警護兼剣術指南役の奥女中として奉公に上がったお光だったが、菊姫が深川の下屋敷に移るのに従い、一緒に移ることになった。下屋敷でも剣術指南をすることになったある日、お光はかつて通った剣術道場に菊姫とともに行くが、帰り道、不良旗本に絡まれる。さらに、瓜二つの双子の兄がお光と間違われ、しかも果たし状が深川の実家に届いて…。
著者等紹介
伊丹完[イタミカン]
執筆の合間には映画祭審査員、江戸講座講師、寄席での対談をこなし、試写室めぐりをするなど多忙な日々を送る、今もっとも注目の作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
マカロニ マカロン
1
個人の感想です:B+。双子の兄清太郎と入れ替わってお光が剣術を習い、大名家の奥女中として姫様に剣術指南する「おてんば剣法」シリーズ第2弾。殿様のお手つきで奥女中の一人が男児を産み、お光が仕える姫様は深川の下屋敷に移ることになった。この時代の男性優位の家系制度、男だけが住んでいた屋敷に女性たちが移転することになり、建物、トイレ、風呂などを大改造など、女性進出のためのインフラ整備など現代的な内容もあり、フェミニズムの観点も多い時代小説と感じた。そのためか時代劇に付きものの剣術の場面は少なめだった2025/11/03
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