出版社内容情報
日本各地に点在する「鄙びた」雰囲気の残る宿に実際に泊まり、旅の記録と、宿の雰囲気を伝える大人の旅ガイド。
内容説明
長い歴史のある温泉宿、山中の情緒深い湯治場、かつて遊廓だった旅館。北海道から九州まで、琴線に触れる鄙び宿40軒を厳選して紹介。いい場所、いい風呂、いいお宿。あぁ…心が求めていた旅は、まさにこれだった―。
目次
濁川温泉新栄館
光栄旅館
温湯温泉後藤温泉客舎
岡崎旅館
強首温泉樅峰苑
鉛温泉藤三旅館
賢治ゆかりの自炊部湯治屋
飯坂温泉なかむらや旅館
黒湯の高友旅館
旅館十一塩屋
法師温泉長寿館
四万温泉積善館
信州渋温泉歴史の宿金具屋
旅館萬集閣
崖の湯温泉山上旅館
花舞竹の庄
地獄谷温泉後楽館
竜宮閣
恵那はなれの宿
二見浦麻野館〔ほか〕
著者等紹介
道民の人[ドウミンノヒト]
紀行写真家、フリーライター。北海道南部・渡島半島出身。幼い頃より故郷、北海道の衰退を肌で感じていたこと、さらに消えゆく物や人に心を痛めると同時に惹かれたことから平成22年頃より活動を始め、現在に至る。主に日本全国を旅しながら各地の風土、伝承の記憶、人びとの暮らしぶり、廃墟や鄙びた風景を記録する活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
66
【日本の風情が息づく、静かな時間。鄙びの宿で心をほどく――】紀行写真家が実際に泊まった「鄙びた」風情の宿40軒を紹介。巻頭で「おしながき」として、宿の位置を記した地図。「法師温泉 長寿庵」(群馬県)で、<日本に「秘湯」と名高い温泉と旅館は数多い。その中で、もっとも鄙びた空気感と温泉宿の空気感をどこかと考えたとき、どうしても5指に入れたい宿の一つとして浮かぶのがこの長寿庵だ。国道17号線、群馬、長野、新潟の3県境域を走る三国峠から分かれた山深くへ約5キロ、どん詰まりの沢に木造の静かな湯宿が立っている>と。⇒2026/03/04
スリカータ
12
全体的に暗い写真なので、明るい日中に見たら印象が変わるだろう。中には遊郭の名残が生々しいまでに保存されているところもあり、見学はしたいけど、諸々の怨念が篭っていそうで泊まるのは勇気が要りそう。古い旅館は苦手な匂いや埃のアレルギーも出るので、宿泊できるかは現地に行ってみないとわからないが、入浴だけでもしてみたいものだ。2024/09/17
hitotak
8
日本各地にある鄙びた宿の写真と紀行文。昔ながらの駅前旅館、湯治宿、元遊郭や連れ込み宿、旧街道の商人宿など、その成り立ちや形態も様々だ。なかにはインバウンド客で賑わう宿もあり、寂れた宿ばかりではないのにもほっとする。紀行文は宿の成り立ちや湯成分、建物の見どころはもちろん、宿の主人や女将とのやりとりも温かな筆致で書かれ、鄙び宿への愛着が伝わる。写真は暗めのライティングのせいもあり、風情があって美しい。この手の宿、個人的には宿泊する勇気はないけど実際に見てみたいなという気持ちは強い。長く残ってほしいと思う。2026/03/05
チョビ
5
温泉は面倒、ジビエは苦手、車の免許はない、シーツはバリバリ派としては、なかなかこういう宿には泊まれないし、そもそも旅が苦手なので全然行かないんですが、文化財としてみるとやはりいいんですよねー。見学だけでもさせてよ、と思う今日この頃。ただ筆者としては、かなり黒く潰して撮っている。そうすることで、宿のミステリアス感を出しているのだが、そう言う意味では結構想像と実物を見たら?になること請け合いと感じる。2024/06/12
たけとり
5
図書館本。ツイッターでよくTLに流れてくるので。面白かった。目次として、最初に見開き2ページで日本地図があって、掲載されている宿の位置が分かるようになっているのが有り難い。知っている宿や泊まったことがある宿も載っていてちょっとビックリ。宿泊したお部屋を思い出すなぁ。写真と文字のバランスも良くて読みにくいページはないし、雨の日の自宅や温泉宿でのんびりじっくりと読みたくなる本だった。旅好きな人にオススメ。2024/06/07
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