出版社内容情報
古墳誕生の背景や政治との関わりをわかりやすく解説。ガイドを参考に現地を訪れ、古墳にふれると、理解と興味が深まる。
内容説明
等身大の古墳時代を体感できる。現地で古墳に対面すれば、見たこともない、聞いたこともない千数百年前の出来事が見えてくる。全国の主要古墳と古墳群82カ所を網羅。
目次
1章 知っておきたい古墳の基礎知識(支配の拡大を示す古墳;変遷していく古墳の意味;古墳の多様な形が生まれた背景;有力者の性質の変遷を示した副葬品;古墳からひもとかれる中国・朝鮮半島との関係性;石室見学や葺石観察で古墳を楽しむ)
2章 一度は見に行きたい全国の古墳(北海道・東北エリア;関東エリア;中部エリア;中国・四国エリア;九州エリア)
著者等紹介
広瀬和雄[ヒロセカズオ]
1947年京都市生まれ。国立歴史民俗博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。大阪府教育委員会、大阪府立弥生文化博物館勤務ののち、奈良女子大学大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はじめさん
10
我が国に16万戸ほどあるとされる、古代有力者のお墓・古墳。大きければ大きいほど生前の威光を称える。日本全国、エリアを代表する古墳をカラー・モノクロの写真で出土した装飾品などとあわせて紹介。他に建物とかない古代なら、ずぅぅんとそびえる墳墓はそれだけ造れるマン・パワー≒軍事力の象徴であり、侵略への抑止力? / 未盗掘の玄室(棺のある部屋)とか、ロマン溢れますね。鉄剣を入れたりと、葬送にはルールがあった模様。朝鮮文化と通じる九州初期とかは膝を折って埋めるのに対して、大和政権下は現代に通じるような棺に横に寝かせる2024/01/14
SABA
3
古墳に関する説明と全国の古墳が紹介されていた。石室見学や古墳ツアーがあるみたいだから行ってみたいな。百舌鳥古墳群とか行ってみたい。2025/01/26
山中鉄平
2
日本全国古墳巡りの旅。楽しかった。日本には古墳がとても多くあることを知った。前方後円墳は私でも知っていたがその他にも色々あり時代地域によって特徴があるらしいことも学んだ。古墳観察によって地域首長の力の差異とか大和王権とかの関係とかが読み取れるらしく興味深かった。居住地のけっこう近くにも著名どころをを含め古墳群が多そうなので実際訪れてみようかなという気にさせられた。2025/02/13
東
1
古墳の大きさに感動するのもいいけど副葬品や壁画に想いを馳せるのがすごく楽しい。 全国に16万も古墳があるとは驚いた。 VRやARで見学できる古墳もあるらしく時代の進歩はすごい。2024/12/10
竜玄葉潤
1
古墳は行くと楽しいのだが、それで次と思って本を読むのだが・・・なんか次の行き先が見えない2024/09/17
-
- 和書
- もういっかい彼女