出版社内容情報
内藤新宿の天然流道場には正体不明の道場主と個性派揃いの高弟たちが屯している。新シリーズ3弾!
内容説明
内藤新宿に天然流道場を開く遙か前、宝暦八年(一七五八)の夏、若き写楽斎、鮎川数馬は京の路地で声をかけられた。暮れ六つに緊急の会合に来いという龍造寺主膳の伝言だ。竹内式部の学塾に幕吏の手が入ったというのだ。だが数馬にはその刻限に、恋仲のお蘭との大切な約束が…。どちらも緊急事態。以来、数馬と仲間、想い人の身に“行きて帰らぬ”大変な日々が続く。
著者等紹介
大久保智弘[オオクボトモヒロ]
1947年、長野県に生まれる。立教大学卒業後、都立高校で教鞭をとる。『水の砦―福島正則最後の闘い』で、第5回時代小説大賞を受賞し文壇デビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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