出版社内容情報
米価高騰の江戸の町で将軍は初めて商人から敵対的な言葉を浴び…
この国を動かしているのは今や商人と知るがよい!
大坂堂島の米相場の仲買人米価を操る鴻池屋の豪語。影目付柳生俊平は大坂へ…。
将軍吉宗は大川の川開きの宵、初めて町人から激しい敵対の言葉を浴びた。「今やこの国を動かしているのは商人と知るがよい。商人の財力はとうに武家を越えている」。そう言うのは大坂堂島の米相場の仲買人で、日ノ本の米価を操る鴻池屋であった。将軍の影目付・柳生俊平は吉宗から特命を受け、止まらぬ米価上昇を冷やすべく、勘定奉行の河野通喬らと大坂に向かうのだった。
剣客大名 柳生俊平 シリーズ
◆ 剣客大名 柳生俊平 将軍の影目付
◆ 赤鬚の乱
◆ 海賊大名
◆ 女弁慶
◆ 象耳公方
◆ 御前試合
◆ 将軍の秘姫
◆ 抜け荷大名
◆ 黄金の市
◆ 御三卿の乱
◆ 尾張の虎
◆ 百万石の賭け
◆ 陰富大名
◆ 琉球の舞姫
◆ 愉悦の大橋
◆ 龍王の譜
◆ カピタンの銃
◆ 浮世絵の女
◆ 八咫烏の罠
◆ 将軍吉宗の大敵
上様は用心棒 シリーズ
◆ はみだし将軍
◆ 浮かぶ城砦
かぶき平八郎荒事始 シリーズ
◆ かぶき平八郎荒事始 残月二段斬り
◆ 百万石のお墨付き
内容説明
将軍吉宗は大川の川開きの宵、初めて町人から激しい敵対の言葉を浴びた。「今やこの国を動かしているのは商人と知るがよい。商人の財力はとうに武家を越えている」。そう言うのは大坂堂島の米相場の仲買人で、日ノ本の米価を操る鴻池屋であった。将軍の影目付・柳生俊平は吉宗から特命を受け、止まらぬ米価上昇を冷やすべく、勘定奉行の河野通喬らと大坂に向かうのだった。
著者等紹介
麻倉一矢[アサクラカズヤ]
1947年、兵庫県生まれ。東京大学文学部卒業、コピーライターを経て『魔宮伝』(角川書店)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。