二見時代小説文庫<br> 祝い雛―小料理のどか屋 人情帖〈36〉

個数:
電子版価格
¥770
  • 電子版あり

二見時代小説文庫
祝い雛―小料理のどか屋 人情帖〈36〉

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月24日 16時52分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 289p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784576221632
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

人の情けの花が咲き、不思議な縁えにしで結ばれるのどか屋は心ほっこり。
火事で落命した父の敵討ちをしようと火消しになった双子の兄弟が、大火で親と
はぐれた双子の姉妹が手伝うのどか屋で出会い……。

のどか屋のおかみは十数年前、大火のなか、蔵のかげで泣いている双子の赤子あかごを見つけた。
赤子は江美えみと戸美とみと名付け、有徳うとくの人、井筒いづつ屋にあずけられた。
その十数年後、縁のあるのどか屋を手伝うことに。
ここで新たなる縁が結ばれた。
双子の姉妹を見初みそめたのは、双子の火消し兄弟。
兄は竜太りゅうたで弟が卯之吉うのきち。
二人の父はかつて火事にて落命。
その敵討ちを志したというのである。


**************焼き牡蠣飯かきめし(本書P107~108)*************
牡蠣は大根おろしをからめて生臭さを取り、鍋に油を敷いて牡蠣を焼き、酒1、味醂2、濃口醤油1、一味唐辛子少々を加えた焼きだれを加えるのが骨法。ほかほかのご飯に焼き牡蠣を載せ、焼きだれをかけて葱と針柚子を散らす。
*******************************************
小料理のどか屋 人情帖 シリーズ
◆ 人生の一椀
◆ 倖せの一膳
◆ 結び豆腐 
◆ 手毬寿司 
◆ 雪花菜飯 
◆ 面影汁
◆ 命のたれ
◆ 夢のれん 
◆ 味の船
◆ 希望粥
◆ 心あかり
◆ 江戸は負けず
◆ ほっこり宿
◆ 江戸前 祝い膳
◆ ここで生きる
◆ 天保つむぎ糸
◆ ほまれの指
◆ 走れ、千吉
◆ 京なさけ
◆ きずな酒
◆ あっぱれ街道
◆ 江戸ねこ日和
◆ 兄さんの味
◆ 風は西から
◆ 千吉の初恋
◆ 親子の十手
◆ 十五の花板
◆ 風の二代目
◆ 若おかみの夏
◆ 新春新婚
◆ 江戸早指南
◆ 幸くらべ
◆ 三代目誕生
◆ 料理春秋
◆ 潮来舟唄

内容説明

のどか屋のおかみは十数年前、大火のなか、蔵のかげで泣いている双子の赤子を見つけた。赤子は江美と戸美と名付け、有徳の人、井筒屋にあずけられた。その十数年後、縁のある“のどか屋”を手伝うことに。ここで新たなる縁が結ばれた。双子の姉妹を見初めたのは、双子の火消し兄弟。兄は竜太で弟が卯之吉。二人の父はかつて火事にて落命。その敵討ちを志したというのである。

著者等紹介

倉阪鬼一郎[クラサカキイチロウ]
1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。印刷会社勤務を経て1998年より専業作家。ミステリー、ホラー、幻想、ユーモアなど、多岐にわたる作品を精力的に発表する。2008年「火盗改香坂主税 影斬り」(双葉文庫)で時代小説家としてデビュー、好評を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はにこ

35
万吉にきょうだいができて、さらに福猫もまた養子にやってとめでたい。さらに江美、戸美の二人も嫁に。のどか屋で働くとあっという間に嫁にいくね。従業員が定着しなくて大変そう。何事もなくて平和だった。2023/02/02

なお

8
おめでたいことが続いてただただ平和としか言いようがない。2022/11/17

ミド

7
何もなくただ幸せな日常。赤ちゃんは無事に生まれたし、お手伝いに来ていた双子の結婚も決まった。火事の際に双子を置き去りにした親も匿名でお守りを届けてくれた。ここで金を無心にくるような親が出てこなくて本当に良かった。黒四組に長逗留の客に気を付けろと忠告があったけれど、これは薬屋の話につながっているのかな。のどか屋の料理と同じくほっこりした話でした。2023/08/10

kmzwrs5781

2
シリーズ36作目。のどか屋を起点に素晴らしい人間模様がまたしても広がって、美味しい縁が紡がれていく。千吉の二代目っぷりも板についてきたかな。2023/09/25

goodchoice

2
千吉に二人目の子供が生まれ、家族が広がっていく。2022/12/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20125166
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品