出版社内容情報
19歳のハロルドは、79歳のモードを愛してしまった。
孤独な青年は愛することの素晴らしさを知る。
40年前、この芝居を見て、私は号泣した。
黒柳徹子
自殺を演じるのが趣味という19歳の青年ハロルド。
規則に縛られることを嫌い、ひたすら自由に生きる79歳の女性モード。
60歳の年齢差がある二人を結びつけたのは、縁もゆかりもない他人の葬式だった。
しだいにハロルドは天衣無縫に行動するモードに惹かれていく――特異なユーモア感覚で哀しい現実を描き、高く評価される映画の小説化
原題:Harold and Maude
内容説明
自殺を演じるのが趣味という十九歳の青年ハロルド。規則に縛られることを嫌い、ひたすら自由に生きる七十九歳の女性モード。六十歳の年齢差がある二人を結びつけたのは、縁もゆかりもない他人の葬式だった。しだいにハロルドは天衣無縫に行動するモードに惹かれていく―特異なユーモア感覚で哀しい現実を描き、高く評価される映画の小説化。
著者等紹介
ヒギンズ,コリン[ヒギンズ,コリン] [Higgins,Colin]
アメリカの映画監督、脚本家。1941年、南太平洋のニューカレドニアでアメリカ人の父とオーストラリア人の母のあいだに生まれる。20代半ばで映画を学ぶことを決意すると、UCLAで脚本の勉強を始める。修士制作作品として『ハロルドとモード』のシナリオを執筆し、監督デビューから間もないハル・アシュビーによって、1971年に映画化。またみずからシナリオから小説化した。さらに戯曲版も手がけ、ブロードウェイにとどまらず世界じゅうで上演された。1988年、HIVのため早逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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