二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション 遙か山なみの隠れ家へ

カー，ロビン【著】〈Ｃａｒｒ，Ｒｏｂｙｎ〉/高橋 佳奈子【訳】

二見書房（2022/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 642p／高さ 15cm
• 商品コード 9784576220741
• NDC分類 933
• Cコード C0197

出版社内容情報

レストランの料理人として働く元海兵隊員の プリチャーのまえにＤＶ被害にあう女性が…『ヴァージンリバ―』に続くヴァージンリバー・シリーズ二作目
原題：Shelter Mountain: Book 2 of Virgin River series

内容説明

季節はずれの冷たい雨が降る嵐の晩、ヴぁージンリバーに一軒だけしかないバーに、幼い子供を連れたひとりの若い女性がやってきた。道に迷ったというその女性ペイジの顔には暴行を受けた跡があり、問題を抱えた様子だったため、料理人のプリーチャーはバーの二階の空いている部屋に泊まるよう勧めた。ペイジは夫から度重なる暴力を受け、身を隠すため逃れる途中だったのだ。大男で強面の外見と裏腹に女性にうぶなプリーチャーのやさしさに心を開いていくが、異常な夫が執拗に追ってきて…

著者等紹介

カー，ロビン［カー，ロビン］ ［Ｃａｒｒ，Ｒｏｂｙｎ］
これまでに６０冊以上を刊行しているロマンス小説作家。看護師としての教育を受けるが、空軍勤務の夫は転勤が多く、看護師として職を得ることはかなわなかった。その代わりに、幼い子供を抱えながら執筆活動をはじめ、当初はヒストリカル・ロマンスを執筆していたが、やがてロマンティックな筋立てに現代の女性が直面する問題をからめたコンテンポラリー物を書くようになり、大きな成功をおさめる。代表作がこのヴァージンリバー・シリーズで、２００８年に刊行されたＶＩＲＧＩＮ　ＲＩＶＥＲ　ＣＨＲＩＳＴＭＡＳで初のニューヨークタイムズ紙ベストセラーリスト入りを果たす。現在はラスヴェガス在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ＫＡＺＵ@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》]

ゆっくり育まれる大人の恋愛。対象的なティーンエージャーの恋愛。前作の主役の夫婦のハラハラ出産。みんないろんな事を乗り越え強くなっていく。どこまでが家族でどこまでが友達なのか、いい意味でごちゃごちゃしてる感じも好き(☆▽☆)

2022/06/23

[harutamano]

プリーチャー全力応援！リックも！がんばだ！しかしジャックが一番の試練だったのでは〜！サムに電話するとこグッときました。新顔マイクも気になるよ〜次も読みたい！

2022/06/20

[一乃]

シリーズの2冊目なんだけど、こちらを先に読んでしまった。息子を連れてDV夫から逃げてきたペイジと、一見強面だが心優しい料理人のプリーチャーとの出会い。お互いへの気遣いや思いやりに満ちた大人同士の関係性が、読んでいてとても心温まり安心できた。1冊目の主役カップルであるメルとジャックをはじめ、周囲の人々の存在感も良い。フィクションの出産シーンで初めてこんなに感動したと思う。

2022/06/27

[か]

ヴァージンリバー、シリーズ２作目。レストランバーの料理人(元海兵隊員)プリーチャーと、DVから逃げてるペイジと息子。プリーチャーがとにかく内気で優しかった。シリーズ１のジャックなどサブストーリーも楽しんだ。

2022/06/06

[ｃ.ｋ]

図書館本。久しぶりの二見書房。初読み作家さんだが、すごく面白かった。ネトフリのドラマの原作本と知り、まだまだ、シリーズもあるらしく、読んでみたい。

2024/10/21