二見ホラー×ミステリ文庫<br> 前夜祭

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二見ホラー×ミステリ文庫
前夜祭

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  • サイズ 文庫判/ページ数 317p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784576212050
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

学校祭前日。冷え込みが厳しくなってきた深夜にもかかろうという時間まで緋摺木高校の職員会議は長引いていた。学校祭の責任者である、保科と身延が、後夜祭のプログラムに目を落とすと、前夜祭――つまり、今日の日付になっていた。プログラムを作成した生徒会長の安酸結愛らしからぬミスに慌てる二人。教諭の轟の姿がみえないため、校内を探し始める同僚たち。やがて轟の一部が、よくできた模型として職員室に持ち帰られたが……轟は異常な状態で殺されていた。学校の裏手にある緋摺木神社で動物が殺される事件が続いており、まるでそれを連想させた。殺人犯がまだ校内にいるのではないかと恐慌につつまれ、職員室に立て籠もる教師たち。――そんな中、職員室の空調が冷気を吐きはじめる。

内容説明

学校祭前夜。深夜にもかかろうという時間まで緋摺木高校の教員たちは残業していた。休憩時、いなくなった教諭が異常な状態で殺されていた。その死体は、学校裏の神社で殺され続けていた小動物の死体を連想させるようだった。殺人犯がまだ校内にいるのではないかと恐慌につつまれ、職員室に立て篭もる教師たち。―そんな中、職員室の空調が冷気を吐き出しはじめる。

著者等紹介

針谷卓史[ハリヤタクシ]
慶應義塾大学文学部国文学科卒業。現役の高校教諭。2006年に「針谷の小説」で第13回三田文学新人賞を受賞、同作でデビュー。純文学作品を発表する傍ら、エンタメ作品も発表。児童向けの掌編ホラーのオムニバス作品にも参加、高評を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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HANA

65
殺人鬼によって学校へと閉じ込められた教職員、頻発する猫殺し。二つの事件が交互に語られる事で隠されていた事実が発覚していく。という構成なのだが本書に関してはこの構成がむしろ邪魔になってる気がする。殺人鬼に追われる緊迫感が増してきた所で日常に回帰するから、その度に興を削がれる気がするのである。犯人もミステリ読みなれてたら早めに見当つくし。ただ事件の後半と最後は三津田信三チックで好きかな。ああいうあやふやな状態じゃなくて一方に偏った状態だけど。面白いんだけどミステリとホラー、どちらかに徹した方が良かったかも。2022/01/24

yukaring

45
夏の夜にピッタリのスプラッタホラー😱学園祭の前夜、学校に残っていた教員が次々に残虐に殺されていく。犯人を"とある生徒"ではないかと疑う教員達。近頃、学校裏の神社で小動物の残虐な死体が発見され生徒や教師間で"とある生徒"に疑惑が集中している折の事件。果たして真相は・・。謎が謎を呼ぶが肝心の部分がぼやかしてあり、スッキリ解決を提示してくれないためモヤモヤ感が大きい。真相は本当に予想通りでいいのか?そしてこれからどうなるのか?と消化不良のラスト💦そして茂手木とモイギってトリックっぽいと疑っちゃいましたよ😅2022/08/07

のりすけ

23
面白いテーマを選んでるのに、なぜこんな「書いた原稿、推敲も校正もせずに、そのまま本にしたんですか?」な出来上がりになってしまったのか、その謎を知りたい。意欲は買うけど、詰め込んだまま整理できていない感。もったいないな~。2024/05/06

さといも

18
前半はスリリング、後半はジワジワと趣の違った怖さで面白かった。ちょっと呟いた事がその通りにって、怖い事だね。2022/01/03

ヤギ郎

16
ミステリーとホラーを掛け合わせた文庫レーベルより出版される。学校祭の前夜、深夜まで準備にかかっている教員たちが次々と異常な死をむかえる。学校の中に殺人鬼がいる! 死体の状況が学校裏の神社で発見されるバラバラにされた小動物の死体を連想する。学校という社会的に隔離された空間において、教員も生徒もそれぞれ異常な歪みを持っている。次々と教員が殺されるホラーな雰囲気から後半は殺人犯を特定するミステリーへと変わる。そして、なるほどと思う解決編。最後までキャラクターの名前が頭に入ってこなかったのは僕の読解不足だろう。2022/01/16

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