出版社内容情報
父、母を相次いで亡くし、津軽からひとり江戸へ出た少年、鹿取寒九郎、その孤独な戦いを描く人気シリーズ!
内容説明
ついに祖父・仙之助が遺した谺一刀流の封印が解かれた。白神山中で寒九郎の厳しい修行の日は続く。その神髄を蘇らせることは出来るのか。北の地に一大皇国を再建させるべく、決意も新たにする寒九郎に迫る追手の影。それは寒九郎を亡き者とし、皇国再建を阻止しようと御上が放った三人の刺客。さらに、祖父に強い恨みを抱く者たちの狂刃もすぐそこまで迫っていた。
著者等紹介
森詠[モリエイ]
栃木県旧大田原町出身。那須地方に育つ。東京外国語大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やま
88
シリーズ6作目 2021.02発行。字の大きさは…中。谺一刀流の開祖、谺仙之助が残した谺一刀流を、開眼すべく修行する鹿取寒九郎の成長物語です。此度、寒九郎は、亡き祖父・仙之助の二人の弟子から厳冬期の白神山地で、谺一刀流の奥義表十段、裏八段を習得すべく励んでいます。寒九郎に向けられた幕府からの刺客三人とは別に、津軽藩の刺客が、寒九郎と相思相愛のレラ姫を人質にして寒九郎を襲いますが、白神山地の守り神、白狼カムイに率いられた狼が寒九郎に加勢してレナ姫を助け出します。🌿続く→2021/04/06
とし
67
北風侍 寒九郎「狼神の森」6巻。額に呪いの鈎手の刺青をした者(勘九郎の祖父、父、母を殺めた者)に狙われる訳がわかり、さらに祖父に恨みを抱く者にも命を狙われるが、寒九郎が、兵衛、嘉門から真正谺一刀流奥義表十段、裏八段を習得し開眼したことを告げられる。2022/01/01
今多靖子
0
修行は大変だ~!2024/10/24