ハニー文庫 皇帝陛下は御厨の華を喰らう

北條 三日月【著】

二見書房（2020/09発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 272p／高さ 15cm
• 商品コード 9784576201191
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

大丈夫だ。嫁に行けなくなるようなことまではしない
昼は看病、夜は「下」のお世話！？

茶屋で働く貧乏貴族の娘・翠玲は、山で薬草採取中に傷だらけで虫の息な美丈夫を拾う。
持ち前の薬膳の知識を生かした看病の甲斐あってか天絳という名の男は順調に回復するも、あるときこともなげに夜の相手を請われ?　
生きるために、お前を使う。これもその一環だ――夜ごと愛でられる日々に甘く翻弄されるが、天絳は忽然と姿を消し、一方翠玲は皇帝の命で「妃」兼「食医」として後宮入りすることに…！？

内容説明

茶屋で働く貧乏貴族の娘・翠玲は、山で薬草採取中に傷だらけで虫の息な美丈夫を拾う。持ち前の薬膳の知識を生かした看病の甲斐あってか天絳という名の男は順調に回復するも、ある時こともなげに夜の相手を請われ。生きるために、お前を使う。これもその一環だ―夜ごと愛でられる日々に甘く翻弄されるが、天絳は忽然と姿を消し、一方翠玲は皇帝の命で「妃」兼「食医」として後宮入りすることに…！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[デイジー]

★★★★★ 好きな作品。ヒーローもいい男だけど、ヒロインが素敵。賢くて、しっかりもので、可愛くて、天然。中華ものというと、つきものの後宮バトルだけれど、これはストーリー後半の肝にもなっていて、こういう解決のされ方って、あまりないのでは？後宮の女性がきちんと扱われているのがいい。ヒーローとヒロインの信頼し合う関係も素敵で、TLの読後感で、清々しさを初めて感じた作品。

2021/08/11