二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション 愛という名の罪

ケイツ，ジョージア【著】〈Ｃａｔｅｓ，Ｇｅｏｒｇｉａ〉/風早 柊佐【訳】

二見書房（2020/02発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 438p／高さ 15cm
• 商品コード 9784576200057
• NDC分類 933
• Cコード C0197

出版社内容情報

7歳の時に突然家にやって来た見知らぬ男に母親と愛犬を目の前で殺され、みずからも命を落としかけたブルー。憎き殺人犯はある犯罪組織のリーダーだった。復讐のため、その息子で次期リーダー候補のシンを、肉体的魅力を武器に虜にしようと巧みに誘惑し始めるが、描いていた計画には含まれていなかった思わぬ事態が待ち受けていた――憎き男の息子を心から愛し始めている自分の気持ちに気がついてしまったのだ。それはシンのほうも同じだった。軽い火遊びのつもりだったブルーとの情事は、彼に初めて人を愛するという経験を与えた。何としてでも復讐を果たし、母の仇を討ちたいと願う一方で、シンへの愛情を抑えることができないブルーの煩悶と、絶対的な組織の掟とブルーへの愛情の狭間で葛藤するシン。2人が遂に互いへの愛を認めた時、ブルーとシンクレアの前に皮肉な運命の波が押し寄せて……。愛と憎しみの交錯するエロティックなラブロマンス。

内容説明

ブルーはある目的を持って潜り込んだバーで露出度の高いウェイトレスの制服に身を包み、男に挨拶をした。シン・ブレッケンリッジ―７歳のとき、目の前で私の母を殺害した男の息子だ。あれ以来、復讐することだけを目的に生きてきたが、そのためにはシンを誘惑し、私の虜にしてブレッケンリッジ家に近づくのだ。だが計画どおりデートをし、シンに身を任せて初めての悦びを知ると、もう何も考えられなくなった。憎き相手を本気で愛してしまったブルーに、運命はさらなる残酷な罠を用意していて…

著者等紹介

ケイツ，ジョージア［ケイツ，ジョージア］ ［Ｃａｔｅｓ，Ｇｅｏｒｇｉａ］
ミシシッピ州に夫と二人の娘とともに暮らす。作家になるという夢をかなえる前の１４年間は訪問看護の看護師をしていた（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ＫＡＺＵ@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》]

すっごく面白かった！！ いつもなら、本当にハッビーエンドになるのか心配になって、ラストを覗いてしまうという邪道な事をするのだけど、今回それを我慢してよかった。早く続きが読みたい！！ いつ出るの～～(@_@)

2020/02/13

[菫子]

The Sin 三部作の１作目。スコットランド有数の犯罪組織のトップに復讐するために暗殺者としての腕を磨いてきたヒロインが、組織のトップの息子と恋に落ちちゃったというお話。裏社会という設定と『アウディ賞エロティカ部門ノミネート作品』という帯に惹かれて読んでみたけど、ヒーローはダークというよりむしろ純なワンコ系（？）。エロティカには思えなかった。ヒロインは『腕利きの暗殺者』のはずが、いろいろ突っ込みどころ満載で可笑しかった。クリフハンガー。

2020/01/26

[みみ４５]

お初作家さんでしたが、のめりこみましたー！！！ しかも、途中半端に終わってしまって、不完全燃焼！！！ 次作もお早めにお願いしたいです。 全シリーズをお願いしたいです！！

2020/03/28

[矢田ふみえ]

終わっちゃった。何でもできて、賢いというのは、魅力的だよね。

2020/02/20