二見サラ文庫<br> 皇妃エリザベートのしくじり人生やりなおし

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二見サラ文庫
皇妃エリザベートのしくじり人生やりなおし

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784576200002
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

二回目の人生は、絶対に幸せになってみせる。

陛下との結婚が不幸の始まり!? 
皇帝陛下は未練たらたらだよ、シシィ

暗殺者の凶刃に倒れ六十年の生涯を閉じたオーストリア皇妃エリザベート。
ところが、一回目の人生の記憶そのままに、六歳の少女時代へ逆戻り!? 
二度と不幸な人生は歩みたくないと、運命の分岐点だったフランツ・ヨーゼフとの出会いを回避し、見初められることのないようガリ勉少女に変貌を遂げるのだが…。
転生エリザベートと堅物皇帝フランツ・ヨーゼフの二度目の出会いと恋を描く、甘く瑞々しい歴史ファンタジー。

内容説明

暗殺者の凶刃に倒れ六十年の生涯を閉じたオーストリア皇妃エリザベート。ところが、一回目の人生の記憶そのままに、六歳の少女時代へ逆戻り!?二度と不幸な人生は歩みたくないと、運命の分岐点だったフランツ・ヨーゼフとの出会いを回避し、見初められることのないようガリ勉少女に変貌を遂げるのだが…。転生エリザベートと堅物皇帝フランツ・ヨーゼフの二度目の出会いと恋を描く、甘く瑞々しい歴史ファンタジー。

著者等紹介

江本マシメサ[エモトマシメサ]
『北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし』(宝島社)で2015年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

50
六十歳で暗殺者の凶刃に倒れた皇妃エリザベート。亡霊のままハプスブルク帝国滅亡までを見届けさせられた彼女が、六歳の少女に逆戻りし二度目の人生を歩む歴史ファンタジー。二度と同じ不幸な人生は歩みたくないと決意した彼女が目指す方向はそっちですかw とツッコミを入れたくなるリスタートでしたけど、フランツ・ヨーゼフとの運命の出会いを回避しようと思っても、ますますドツボにハマってゆく展開はなかなか微笑ましくて、周囲の人々の不幸になるはずの運命もまとめて回避しようと奔走する彼女が迎えた幸せな結末はなかなか良かったですね。2020/03/14

虚と紅羽

36
一回目の人生から学んだ事を教訓として"強くてニューゲーム"を始めたバイエルンのバラ、オーストリア最後の皇妃であるエリザベート。結果として歴史が変わったことになるけど、まあそれはパラレルワールドだし。バトエン厨で史実バンザイな私でも楽しめたし。 知識はなくても読める設計だけど予備知識としてあの時代のこと少しは知っていた方がより楽しめるかも。 この作者さんの別の作品でも思ったけど掘り下げられそうな設定放置して一巻で終わるのなんかもったいないよね〜!グダグダになるよりはさっさと終わるのも手、かもだけど。おしい。2020/02/19

hisa_NAO

29
オーストリア皇后シシィ(1837-1898)を主人公にした、人生リプレイもの。 美人で自由奔放で、でもあまり幸せとは言えなかった、実在のシシィ。二度目の人生は、幸せになる!と心に誓い。そもそも皇帝と結婚したのが間違いの始まりと、見初められない様、当時の女性にはあるまじき文武教養を身につける努力を…でも、出会ってしまって…と、なかなか甘々な、オーストリアのお菓子描写も甘々な、実に美味そうな、ちょっと幸せになる一冊。 展開も早くて、さっと読めます。 しかし、ウィーンカフェ文化・お菓子、是非食べてみたいぞ。2020/03/07

よっしー

24
まさかの母親から渡された一冊(笑 ミュージカルのエリザベートがコロナで公演中止となり、その悔しさからエリザベートの本を読み世界観を知ってからのこの本。色々と突っ込みどころも満載でしたし、過去に駄目だった所が全て良い方向に修正されてるではないですか!! とはいえ、幸せな一生が送れたのかも…と感じさせてくれる明るい本でした。史実ではないからこそ、気楽に読めるのもまた良いですね。2022/07/14

ゆり

20
歴史もの少女小説の王道パターンを江本マシメサさんが描かれていてとても楽しかったです!一回目の人生からの教訓で頑張って勉強して知識を身に着けて世界情勢を冷静に違った風に見て考えられるようになったシシィが素敵でした。あとゾフィーと段々心通わせられたのとても良かった。作者さんの小説の姑ポジションの女性は毎回味があって大好き。前世がひっかかり身を引かざるをえないシシィに皇帝陛下が確かにこれだけ入れ込んでしまうのも分かる。シシィの両親もなんか味がある。そしてウィーンのカフェめぐりと美味しいケーキの描写が楽しすぎる。2020/02/01

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