二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション 忘れえぬ夜を抱いて

サンズ，リンゼイ【著】〈Ｓａｎｄｓ，Ｌｙｎｓａｙ〉/上條 ひろみ【訳】

二見書房（2019/08発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 510p／高さ 15cm
• 商品コード 9784576191119
• NDC分類 933
• Cコード C0197

出版社内容情報

ブキャナン兄弟の長男オーレイはある戦のせいで顔にひどい傷が残っている。ある日、釣りをしているとマストに縛り付けられた女性を見つけて救出するが、彼女は記憶を失っており、献身的に世話をしてくれるオーレイを夫と思い込んでいるようだった。顔の傷も気にせずに慕ってくれる彼女をオーレイも愛しはじめ、兄弟たちにも結婚を勧められるが、女性が何者かに命を狙われはじめ……。ラブコメとホットなラブシーンと謎解きの要素が盛り込まれたシリーズ第6弾。

内容説明

ブキャナン兄弟の長男オーレイは、過去の戦で受けた傷痕の残る顔のせいで、婚約者に逃げられた過去を持っている。ある日、海で女性が縛り付けられたマストを発見し、救出するが、女性は記憶を失っていた。オーレイは黒髪の美しい女性をジェッタと呼ぶことにし、献身的に世話を焼くと、ジェッタは彼を本当の夫だと思い込みはじめる。オーレイの傷痕を怖がるどころか、愛おしそうに撫でるジェッタ。いつかオーレイはジェッタを愛するようになるが、彼女に似た黒髪の侍女が命を狙われ…。

著者等紹介

サンズ，リンゼイ［サンズ，リンゼイ］ ［Ｓａｎｄｓ，Ｌｙｎｓａｙ］
カナダのオンタリオ州出身。１９９７年のデビュー以来、ヒストリカル、パラノーマルを中心に多数の作品を発表。ユーモア溢れる語り口と綿密に練られたストーリーに定評があり、その作品はオランダ、ドイツ、ロシア、韓国ほか世界各国で翻訳され、多くの女性読者の支持を得ている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ＫＡＺＵ@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》]

良かった、良かった、ホント良かった。オーレイが幸せになってくれて嬉しいわ。他の兄弟にもステキな花嫁が現れるといいな。そろそろ、ローリーにもロマンスが欲しいわ。でも次はコンランらしい。そんなこんなで、ブキャナン兄弟の、誰が上だったか下だったか確認しようと、途中登場人物のところを見てしまったのが、失敗だった。このストーリーのカギを握る人物の名前を見てしまい、話が先に読めてしまうという残念な結果。でも、独身のブキャナン兄弟はまだ何人もいるので、これからもまだまだ楽しませてくれそう。 次のコンラン、楽しみだわ。

2019/08/19

[Miyuki_fsog]

ブキャナン長男･オーレイがヒーローの今作もとっても面白かった📖正に『笑いあり、涙あり‼️』 犯人はほぼ分かっていたけど なかなか登場せず‼️なのにブキャナン兄弟にちょっかい出してイライラ😒💢💢 そしてオーレイ…ジェッタの姉妹の存在を知っていながら誘惑されそーになってて『おい、おまえ‼️』と突っ込まずにはいられなかった😏 シリーズ続きますよーに(σ≧▽≦)σ

2019/09/18

[kiara]

またもや笑わせていただきました～。折れたマストに縛りつけられて海を漂流という設定から面白いのですが、記憶喪失のラス(娘)を狩猟小屋で看病するハイランダー。敵ではなく欲望と戦うヒーロー。"彼のニンジン" の例え話しは笑いました😂。リンゼイ・サンズさんのラブシーンは楽しいです。

2020/07/28

[romance_holic]

結婚しているような、していないような・・・　そんな結婚あり！？ 　基本的には恋愛はこじれることなく、無邪気さと、良くも悪くも鈍感さ？満開で、（家族が怒涛のように押し寄せてきて）進んでいく（進められていく？）のでほっこりしながら読みました。シリーズ6作目ですが、基本的に各巻でカップル成立していますので、既読ファンは前作までのＨ＆Ｈその後がわかって楽しいですが、読んでいない話があっても大丈夫かなと思いました。

2019/07/28

[か]

再読。長男の物語。リンゼイ・サンズは可愛い話だし、面白いしで文句なしに好きな作家さん。