出版社内容情報
親友の失踪をきっかけに故郷を離れたニックが久々に家に戻るとまた失踪事件が起きる。二つの事件には共通点が…。全米ベストセラー!
内容説明
10年前、親友コリーンの失踪を機に故郷の町を離れたニックは、老いた父を施設に入れるために町に戻る。すでに記憶もあやふやな父が「あの女の子を見た」と口にするが、誰のことかときいても答えてはくれない。その夜、訪ねてきた女性が驚くべき写真をニックに見せ、金を強請る。そこには父がコリーンの死体を運ぶ姿が写っていたが…閉塞感漂う小さな田舎町の人々の抱える誰にも言えない秘密を、斬新な手法で描くミステリー!!
著者等紹介
ミランダ,ミーガン[ミランダ,ミーガン] [Miranda,Megan]
アメリカ、ニュージャージー州で育つ。マサチューセッツ工科大学(MIT)卒業。専攻は生物学で、卒業後はバイオテクノロジー研究をしたり、高校の科学教師をしていた。ヤングアダルト小説を多く書き、ベストセラーを輩出。現在はノースカロライナ州に夫と2人の子供と住んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あさうみ
52
新感覚のクライムスリラー…!序章のあとは、事件発生後15日目から事件当日まで日付ごと逆再生される。600ページ…正直、女性失踪の謎を語るにはダレてくる。「行方不明は解ったから…」と油断してると最後、ガツンと目が冴える。作者の作戦勝ち。ちょ、出版社記載のあらすじ紹介が軽く要のネタバレなのでは…。2019/04/03
あっちゃん
32
10年前に親友が消えた故郷に、施設に入った父の家の整理の為に帰ってきた女性が主人公!新たな失踪事件で過去の事件が掘り起こされ…一日ごと過去に遡る一人称という独特の演出で頭が混乱(笑)その上、やたらと長く640ページ!読みづらい訳では無いのでイケたけど!とにかく男性群お疲れ様といった感じ( ̄▽ ̄)2020/05/26
momi
18
★★★☆☆2022/09/05
myon
11
YA小説作家が、少女たちのその後に興味を持ち書いたということです。この作品で一躍ニューヨークタイムズのベストセラー作家となったという評価が高い作品。南部の噂と嘘が渦巻く閉鎖的な村で育った思春期の少女たちの人間関係がリアルです。過去を捨て強く生き延びる努力をしてきた主人公の人生の秘密が徐々に明らかになっていく過程が、時系列を逆にたどるという表現方法で興味が持続します。でも記憶力に不安が出て来た私には、何度も思い返すという作業が読書途中にあって、読み終えるのが大変でした。最後まで消化不良なところは残ったし…。2019/09/08
NAo
9
一日ずつ読んでいって…最後の方は読み終わるのがもったいないと思うほどはまってしまいました。気になったところは何度も見返してじっくり読みました。ラストも私の想像とは違ってホッとするような…?時系列どおりにもう一度!と言わずにこの先も幾度か読み返したいなーと思います。人に勧めたい☺️ ニコレットはウィノナ・ライダーを想像して読みました。 ちなみにひさしぶりにのぞいた100円コーナーにこんなにおもしろい本があるなんて驚きです🤣 2021/03/20
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