二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション 危ない夜に抱かれて

グラント，レイチェル【著】〈Ｇｒａｎｔ，Ｒａｃｈｅｌ〉/水野 涼子【訳】

二見書房（2019/03発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 511p／高さ 15cm
• 商品コード 9784576190235
• NDC分類 933
• Cコード C0197

出版社内容情報

貴重な化石を発見した人類学者モーガンは命を狙われはじめる。陸軍曹長パックスが護衛役となるが、死と隣り合わせの状況で恋に落ち…

内容説明

考古学者モーガンは、歴史に残るような化石を発見したとたん、アフリカ軍に命を狙われはじめる。アメリカ陸軍曹長パックスに救出されたものの、敵兵に再び包囲され、間一髪で逃げ出したふたりは高まりを抑えられず、激しく求めあってしまう。死と隣り合わせの状況で貪りあいながら、化石を巡る争奪戦に巻き込まれていくが、欲望が恋へと変わるころ、モーガンが連れ去られ…。官能とアクション満載のノンストップ・ロマサス！

著者等紹介

グラント，レイチェル［グラント，レイチェル］ ［Ｇｒａｎｔ，Ｒａｃｈｅｌ］
ロマンティック・サスペンス等の作家。１０年以上、考古学者として研究を仕事とし、サンフランシスコの歴史美術館の真下にある墓を発掘したり、オランダ領アンティルのシントマールテン島にある１７世紀のスペインとオランダの要塞の地図を作製したりしていた。現在は、太平洋岸北西部に浮かぶ島で夫と子供たちと暮らす（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[たまきら]

グラマー美女、才媛、空手三段。それでも強い息子を望んでいた(と彼女は信じている）米陸軍の将軍である父親との関係に苦しむ考古学者が主人公です。舞台がずっとアフリカ・ジブチというのも異色ですが、作者がもともと考古学者だけあっていろいろリアルで興味深い！軍との駆け引きも面白かった。これはぜひ続きが気になります。…ロマンスは巻末の作者自身のロマンスの抜粋が一番素敵だったかなあ。

2019/06/16

[ＫＡＺＵ@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》]

壮大で映画のようだった。そして、いろんな意味で激しい。ヒロインは闘う考古学者といった感じ。ラストはジーンときた。

2019/03/10

[eko]

ヒロインが考古学者！遺跡！興味深いやつ！カバーステキ...と張り切って読み始めたものの...ヒーローにしつこくからむ甘めヒロインが好みじゃない上に...ストーリーの続きが気にならなさ過ぎて読了に時間がかかるかかる。自制心バッチリなヒーローのパックスはステキだし、アクションシーンもド派手だから映画化したら良いかも！いろいろあって心身しんどい時に読んでたからかな、元気な時に再読してみよう。クールなCIAヒロインのスピン読みたい。

2019/05/14

[romance_holic]

灼熱のアフリカ。考古学者のヒロインは発掘プロジェクトの責任者として現地に赴任、遺跡保護の協力を求め軍のキャンプへ向かったところ襲撃を受けます。少将である父親の気に入る軍人とは真剣な仲には絶対にならないと決意しています。高卒で入隊し、グリーンベレーが人生というヒーローは彼女の見せるガッツやルックスに魅了されます。お互いに片手で相手に突っ張って、もう一方で相手を引っ張って。読んでいてじれったく、プライバシーがほぼない兵舎で周りにも恋模様が漏れ伝わってしまっているのがなんだか私まで気恥ずかしく、楽しい作品 。

2019/08/11

[みみ４５]

おもしろかったです。考古学者のヒロインとグリーンベレーのヒーロー。お互い惹かれたくないのに、惹かれていってしまう過程ややり取りがかなり良いです。 2人の回りの思惑や政治的なあれこれ、軍事的あれこれ、ヒロインと父とのあれこれもあり、もりだくさんな内容で、最後まで楽しんで読めました。

2019/04/13