出版社内容情報
自分がオフィーリアのように描かれた絵画を見つけたライターの谷川。作家は無名。わずかな手がかりを頼りに真相究明に乗り出すが…。
内容説明
なんで俺がモデルにされてるんだ―。常にグループの中心的存在だった学生時代に文芸誌の新人賞を受賞し、一躍時の人となった谷川。周囲の忠告も耳に入らず、結果、ゴーストライターで食いつなぐ身に。そんな夢も希望もない日々を過ごす中で遭遇した一枚の絵画。花々に囲まれた小川で今にも儚くなりそうなオフィーリアを谷川に模した作者の名は、屋ヶ田永和。屋ヶ田は何者で、なんのためにこの絵を描いたのか―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しましまこ
16
謎よりニア！2019/02/13
なみ
10
絵の真相についてはかなり悲しみ、切なさを感じる。想いを向けられ託された谷川は熱く生きていかなければ…箭野がきっと尻を叩いてくれるはず?谷川と箭野、いい感じのニア。(箭野からの熱量高いよね←コミコミさんのペーパーはニヤける内容)2019/02/13
へへろ～本舗
8
本を開けてすぐ女性の顔があったので男女の恋愛絡みか？と思ったけど…。箭野と谷川の距離感がいい。ニア。2019/01/17
