出版社内容情報
人の役に立ちたいと、隠居後、女鍼師に弟子入りした元同心の児島右善。悪を許せぬ正義の隠居、元隠密廻り同心シリーズ!
内容説明
一年前、右善が隠密廻り同心のとき、お玉ヶ池に若い侍の死体が浮かんだ。頚に刺し傷のある不審なもので、すぐに近くの武家地からの人の手で運び去られた。これは五年前、六歳の女童がお玉ヶ池に投げこまれて殺されたとき目撃された、不逞な三人の若侍のひとりではないのか―右善にはそう思えた。愛娘の敵を求めて武家地を巡る伏見屋の清助とお駒夫婦は…。
著者等紹介
喜安幸夫[キヤスユキオ]
昭和19年生まれ。兵庫県姫路市出身。平成10年『台湾の歴史』で第7回日本文芸家クラブノンフィクション賞受賞、平成13年『はだしの小源太』『身代わり忠義』等で第30回池内祥三文学奨励賞受賞。日本文藝家協会会員、日本文芸家クラブ会員、歴史時代作家クラブ幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 日本の西の端から