出版社内容情報
書下し。旧い防空壕に入ったことから、不思議で淫らなことが夜な夜な起こり始めて──
内容説明
会社員の志郎は、6月のある日、違和感を覚えた。きつい先輩OLや上司がなぜか、やさしいのだ。取引先の人妻社長からも誘惑され、翌日も先輩OLに迫られて…。心から喜んでいいのか、自分にいったい何が起こっているのか戸惑いながら、ある場所を訪れてみると、幼なじみの夏実がSMルックで縄を―。人気の実力派がおくる、書下し官能エンタメ。
著者等紹介
葉月奏太[ハズキソウタ]
1969年神奈川県横浜市生まれ。2011年、『蜜会 濡れる未亡人』(竹書房ラブロマン文庫)で官能長編デビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ジジ
4
ブラック企業に勤める22歳の志郎(童貞)は年齢と彼女いない歴が=の男性。 9時出勤なのに8時30分にはデスクについていないと怒られるというブラックぶりの会社に、ある日、8時30分から3分遅刻して出勤した志郎。怒られるのではないかと思っていたら、笑顔をみたことのないくらいのパワハラ美人の先輩が笑顔で優しい声で接してくるという異常事態。 そんな異常事態だらけの日、彼はモテモテ?マンとなり、童貞を卒業する… 官能小説の分類ですが、どこかSFな作品です。2024/10/10
しじまいずみ
0
タイトルを見て「ああ、某アニメ映画のパロディなんだな」と思ったが、意外にもパロディをリスペクトしたようなSF(すこし不思議)テイストのお話だった。縄は終盤に撮って付けのように出てくるのでSMプレイを期待してはいけない。2020/08/11