出版社内容情報
肥後熊本藩千代藩主・細川斎茲。江戸浜町の下屋敷で隠居ながら、凄腕の部下を使って江戸の難事件を暴く。新シリーズ
内容説明
熊本藩五十四万石の先代藩主・細川斉茲は、江戸での隠居所と定めた下屋敷の場所にちなんで「浜町様」と呼ばれて界隈の町民から親しまれていた。国許の御前試合が縁で斉茲に気に入られた部屋住みの若侍・窪田和馬は江戸に呼ばれ、大殿斉茲の側に仕えることになった。江戸で起こるさまざまな難事件を解決すべく、大殿は謎解き、和馬は探索という二人三脚が始まって…。新シリーズ第1弾。書き下ろし長編時代小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
102
浜町様 捕物帳 大殿と若侍。熊本藩五十四万石先代藩主斉茲と部屋住みの若侍和馬が隠居所と定めた江戸での市井で起こる事件を解決する物語、さすが元藩主が絡むだけに大様で殺伐せず楽しく読めますね、シリーズ化になることを期待します。2018/01/09
Koning
22
隠居した大殿様と腕っ節ばかりの若侍のコンビが事件を解決。という時代物。でもあれだ、うっかりしてるとやられる人情話が仕込まれてて軽く読めるくせにちょっとやられそうになっちゃったよ、電車の中で(汗2017/08/11
あき
2
隠居した先代藩主の大殿と、国元の冷や飯食いだった若侍との年の差&身分差バディ。大殿は安楽椅子探偵的なキャラかと思いきや、頭も切れるし剣の腕も立つアクティブなご老人。北町同心や芝居町の若女形等、大殿の耳目手足になるキャラも多彩で面白い。2024/05/22
りこぴ
1
隠居の藩主様と若い侍が次々と起こる事件を解決していく。事件よりも若侍:和馬の振られっぷりが気になってしまったのはここだけの話。2018/10/20
たま
0
最近編み物に没頭し本を読む暇がありませんでしたが、ゆっくり時間をかけて読み終えました。窪田さんは分かりにくくなってしまうけど、お国言葉のほうが愛嬌ありますね。菊弥や三助、五郎もいい感じでした。2018/11/16
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