出版社内容情報
飛脚屋の居候は仮の姿、奥祐筆組頭烏丸菊次郎、地獄耳で「悪」を討つ！
内容説明
家族仲も睦まじく、うまいと評判の豆腐屋が突然、女房と三人の子供を殺し、行方をくらましてしまう。いったい何が？江戸の難事件をいち早く解決する地獄耳の出番だった。奥祐筆組頭の烏丸菊次郎と建部内蔵助、その手下たちの厳しい探索に、十年前の信州での大量殺人と五千両強奪事件が浮かび上がり、失踪した豆腐屋主人の正体も見え隠れして…。
著者等紹介
和久田正明［ワクダマサアキ］
１９４５年静岡県生まれ。テレビ時代劇の脚本を数多く手がけた後、現在では時代小説の執筆に専念している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
93
地獄耳「隠密秘録」 3巻。飛脚問屋伏見屋を隠れ蓑に菊次郎とその部下お蔦、鈴之助、麦助、千代吉、お京の連携した活躍面白かったですね。2017/10/04
えみ
56
勢いと気風の良さが気持ちいい！どんな悪にも怯むことなく立ち向うその男気溢れた魅力も、ちょいと見せられるお色気も、笑い合い支え合う優しく楽しい江戸の町と一つになって読み飽きない。闇が見える裏の顔と誰かが流す泪、そんな気配さえ惹き込まれてしまう。情報こそ最強の武器、と仮の姿で江戸の偵察をするのは奥祐筆組頭・烏丸菊次郎！そしてその仲間たち。勧善懲悪、世を汚す者には成敗を！と彼らが大活躍する地獄耳シリーズ第三弾。今回の敵は身分が最大の壁に？子煩悩家族思いの豆腐屋主人の豹変。彼を狂気に駆り立てたものとは？謎を追う。2023/02/12
goodchoice
1
シリーズ三作目になり、それぞれの役割がはっきりしてきてわかりやすくなってきた。それにしても隠密とはそれほど厳しいものなのか。2017/08/17
Masayoshi Arakawa
0
20180211 108 この作品も凄い❗2018/02/11
