出版社内容情報
「私が存在すること」の不可思議さをわかりやすくスリリングに解き明かした名著、待望の文庫化!
内容説明
手軽なニューエイジ思想やポップ哲学と戯れることで文学的空想や宗教的法悦に一挙に飛躍しようとするよりも、一歩一歩の地味かつ地道な論証を積み重ねていった方がそうした超越的境地へ深く入り込める。最強の思考ツール「可能世界論」を徹底的に解説した名著、文庫化!
目次
序 「何でもあり」の世界観―可能世界へようこそ
第1章 可能世界に何ができるのか
第2章 可能世界のネットワーク
第3章 可能世界とは何なのか
第4章 可能世界は本当に有るのか
第5章 自然科学と可能世界
第6章 可能世界の外側
第7章 応用編―可能世界で難問を解く
付 可能世界ブックガイド
著者等紹介
三浦俊彦[ミウラトシヒコ]
1959年、長野県生まれ。東京大学文学部美学芸術学科卒業。89年、同大学院比較文学比較文化専門課程修了。東京大学教授。研究分野は、美学、形而上学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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