出版社内容情報
「江戸広しといえどこれほどの女はおるまい」と北町奉行を唸らせた同心の妻・音乃。奉行の影同心として悪を斬る!シリーズ第5弾!
内容説明
音乃が墓参りに行くと、墓石に「死ね」の文字が彫られていた。ほかの墓も荒らされていたことから、影同心として下手人探しの命が下るが、家に蚯蚓が放り込まれたり盆栽が壊されたり…。誰が何の怨みで?一方、音乃は大店の道楽息子たちと知り合うが、男らが不審死を遂げたことから、そこに闇のにおいを嗅ぐ。関係なく見える二つが音乃機智で繋がる。凄腕同心「閻魔」の女房。書き下ろし長編時代小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
96
北町影同心「もたれ攻め」5巻。大目付から私的な探索を影同心にとして奉行が命ずるが、やがて大きな事件に発展する物語、ますます音乃さんの活躍が冴えますね面白いですよ。2017/08/05
長くつしたのピッピ
6
アヘンもどきの薬にまつわる話。「ドラグ」と言う呼び方が現代的で気になるが、いつの世にもあった話だと思う。伏線として逆恨みで巽一家が狙われるのも気味が悪い。現代的なストーリーで時代小説とはそぐわない気がした。2019/03/06
天笑院たか姫
5
シリーズ第五弾!墓荒らしや家にミミズが放りこまれたり、盆栽が壊されたりと誰が何の恨みで??と音乃と丈一郎は探索に乗り出す。十手を持つと知らず知らずに、恨みを買うということはあるんですね。今回も音乃はあっぱれでした。2017/08/13
Masashi Matsuba
4
今回は音乃受難の巻。ミミズ騒ぎに毒草騒ぎと事件以外に勘違いの逆恨みと義父も義母も巻き込まれる。それだけに音乃の活躍も大胆に。かなり痛快な内容でした。2018/06/02
犀門
2
#114★★★☆☆1巻〜4巻は未読。設定自体は珍しくないけど、女性『音乃』をメインに持ってきていて面白い。2017/07/12




