出版社内容情報
「江戸広しといえどこれほどの女はおるまい」と北町奉行を唸らせた同心の妻・音乃。奉行の影同心として悪を斬る!シリーズ第5弾!
内容説明
音乃が墓参りに行くと、墓石に「死ね」の文字が彫られていた。ほかの墓も荒らされていたことから、影同心として下手人探しの命が下るが、家に蚯蚓が放り込まれたり盆栽が壊されたり…。誰が何の怨みで?一方、音乃は大店の道楽息子たちと知り合うが、男らが不審死を遂げたことから、そこに闇のにおいを嗅ぐ。関係なく見える二つが音乃機智で繋がる。凄腕同心「閻魔」の女房。書き下ろし長編時代小説。