出版社内容情報
殺し屋のクリストファーはミリーという女性の殺害を依頼されるが、彼女と恋に落ちてしまい…〈闇のヒーローたち〉シリーズ第ニ弾!
内容説明
過酷な過去のせいでいっさいの感情を失ったアージェントは凄腕の殺し屋として名を成し、誰にも心許さずに生きてきた。人気女優ミリーの殺害を依頼され、暗がりに連れ込んだものの思わずキスをかわしてしまい、すんでの所で殺害は失敗に終わる。彼女の家に侵入するも、わき上がる欲望を抑えられずに再度しくじったアージェントは、それならいっそ彼女をわが物にしようと心を決めた。一方のミリーは、命を狙われていると知りながら、彼とのキスが忘れられず…“闇のヒーローたち”シリーズ第二弾!
著者等紹介
バーン,ケリガン[バーン,ケリガン] [Byrne,Kerrigan]
警察関係からベリーダンス講師までさまざまな職を経験したのち、ロマンス作家として2012年にデビュー。以降、複数のヒストリカル・ロマンスおよびロマンティック・サスペンスを発表している。日本デビュー作となる『ダークな騎士に魅せられて』は2015年“ライブラリー・ジャーナル”誌のベスト・ブックでロマンス部門トップ10に選ばれ、“ロマンティック・タイムズ”誌でもファースト・ヒストリカル・ロマンス部門にノミネートされるなど注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ち~
36
前作で冷酷な殺し屋として登場したアージェント。女優ミリーの殺害を依頼され、命を奪うつもりがキスしてしまう。その後も2度の失敗。一人息子ヤクブを愛するミリーは一晩共にする契約でアージェントを用心棒に雇った。ミリーに新たに迫る刺客。街で起こる残忍な女性の連続殺人とその子供達の誘拐との関連は?殺し屋として血に染まったアージェントの苦悩を、ミリーの強さ、ヤクブの信頼、共に監獄で壮絶な少年時代を過ごしたドリアンの絆が溶かしていく。最高に良かった!アージェント、めちゃくちゃカッコ良かった!最後のもう一捻りもNICE!2019/11/19
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
28
ヒーローは殺人者。ハッピーエンドになるのかやきもきしたが、ちゃんと治まってくれた。 「きみはおれに何をしたんだ?」言い回しは違えど、闇を背負ってる男はみんなこのセリフを吐くのね。私も言われてみたいわ~(☆∀☆)2017/02/28
たまきら
27
前作も凄惨な過去を背負った男女が主人公でしたが、今回もすごい。妊娠した母親が囚人だったため、牢獄で生まれ、母の殺害後は酷く虐待されてきた、カンフー達人の殺し屋が主人公です。物語はまるで藤枝梅安。当世随一と誉れ高い女優の殺人を請け負うものの、はっきり言って一目惚れ。早く気づけよ!と読者も登場人物もみんな彼につっこみ続けるので、シリアスな展開なのにおかしいです。黒幕がすぐにわかってしまってもロマンスなんですから怒ってはいけませんよ。元々悪いヒーローが大好きな自分。続きもすごく楽しみです。2017/09/27
まみ子
14
闇のヒーローたち2作目は殺し屋ヒーローと女優のヒロイン。標的だったはずのヒロインに一目惚れし、自分の気持ちに気づかないまま守る側として暗殺を企てた黒幕を追います。ヒーローの過酷な生い立ちから人を愛することの難しさや危険さが伝わってきて、切なかったです。冷血ヒーローがヒロインとヒロイン息子と関わるうちに、少しずつ感情的になっていく様子がすごく良かったです。3・4作と続いているようなので、次作も楽しみにしています。2017/06/18
イヴ@乗馬に夢中
12
闇のヒーローたちシリーズ2。ありえないシチュエーションにドキドキ。何でそうなるの?って展開だったけど、たっぷりロマンス堪能。ヒロイン、ミリーが可愛かった。ケリガン・バーンさんって、まだデビューして間もないのに、立派だわ。2017/02/26
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