出版社内容情報
2016年惜しまれつつ亡くなったサッカー界の伝説・クライフ。サッカーへの溢れる思いを死の直前まで書き綴った最後のメッセージ。
内容説明
偉大な変革者が遺した最後のメッセージ。
著者等紹介
クライフ,ヨハン[クライフ,ヨハン] [Cruyff,Johan]
1947年4月、オランダのアムステルダムに生まれる。「トータルフットボール」という革命的な戦術により、選手として1970年代のサッカー界をリードした。選手時代に在籍したクラブチーム・アヤックスをUEFAチャンピオンズカップ3連覇に導き、1974年のFIFAワールドカップでは、決勝で西ドイツに惜しくも敗れたが準優勝に輝いた。その実績から、バロンドール(欧州年間最優秀選手賞)を3度受賞した。1984年に引退後は指導者へ転身し、かつて在籍したアヤックスや、FCバルセロナの監督を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パラオ・スパニッシュフライ
7
出る杭は打たれる。でもクライフはあきらめない。そしてまた打たれる。でもクライフは絶対にあきらめない。天才サッカー選手は常に前を見て人生を突き進んでいました。サッカーが好きになり、スペイン、バルサが好きになると必ずたどり着く一人の人物、ヨハンクライフ。彼がいた時代の前後では全く世界が違います。彼の哲学が教えが今も教え子たちに広がりサッカー界に息づいています。いずれは読まなければいけなかった本。彼の存在が僕のサッカー好きを大いに加速させてくれました。2020/04/29
多分、器用です
4
まぁ~やっぱり神だな。特に最後のサッカー論は面白かった。2019/06/12
ひろ
1
成功の基礎は、才能のある選手、技術と規律の組合せ。すぐれた選手はボールをワンタッチしかしない、どこに走り込むべきかわかっている。あまり走ってはいけない、サッカーは頭でやるスポーツ、必要な場所に良いタイミングでいる必要がある。早すぎても遅すぎてもいけない。守るということは、なるべく相手に主導権を与えないこと、ボールを持っているときはピッチをなるべく広く使い、ボールを失うとスペースをなるべく狭く。誰かが動き始めると、それに合わせてチーム全体が連動。ディフェンダーが最もやってはいけないことは、股の間を抜かれる。2025/04/22
がんちゃん
1
78年WCに何故クライフは出なかったのか?90年WCでクライフ監督の目はなかったのか?クライフの側からの回答がある。サッカーに関する視点は鋭い。14のルールは実生活の姿勢に繋がる。関わりのあった人との確執にも触れているが、経営者に対するピッチからの見方と考えれば納得できる。フースヒディングとルイスファンハールに対する見方も対照的。いろいろと面白いがプレーは他の人とは比較のしようもないものだった。2016年3月死去。2017/12/20
増木 貴史
1
全てにおいて貴方に憧れてます。2017/12/03