出版社内容情報
「江戸広しといえどこれほどの女はおるまい」と北町奉行を唸らせた同心の妻・音乃。奉行の影同心として悪を斬る!シリーズ第4弾!
内容説明
北町奉行所の吟味与力が溺死体で見つかる。不審死にもかかわらず奉行の一言で自害とされるが、一方その奉行から音乃と義父・丈一郎に、与力の死の真相を探るよう密命が下る。奉行のもとには奇妙な脅迫状も届いていたのだが、いったい何を考えているのか?手掛かりのない探索を続けていくと、裏富講なる秘密組織が浮かび…。
著者等紹介
沖田正午[オキダショウゴ]
現さいたま市生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
91
北町影同心「目眩み万両」 4巻。派手な剣戟は無いが、丈一郎さんと音乃さんの活躍、それに閻魔の慎之介さんの手助けで、闇から闇え事件が解決する面白いですね。2017/07/26
長くつしたのピッピ
6
陰富くじのまつわる話。ほんのお遊びのつもりがだんだんと大金を積み込んでいくのはギャンブルと同じ。際限なく欲が募り悪事を企む。今回も、舅と音乃は大活躍。まだまだシリーズから目が離せない。2019/03/06
Masashi Matsuba
2
音乃亡き旦那の元同僚の与力が水死。探索を命じられ探っていくと、裏富くじの実態が明らかになり、またまた老中がからむ大事件になっていく。二万両が飛び交う裏富くじの実態は、という今回も巻末までハラハラする内容でした。2018/05/30
天笑院たか姫
2
北町奉行所の吟味与力が溺死体で見つかる。不審死にもかかわらず自害とされる。一方で奉行から与力の死の真相を探る密命が下る。手掛かりがつかめずにいると、ひょんなところから裏富講なる秘密組織が浮かびあがる・・・芳円と芳才には、死をもって償って欲しかった。2017/04/21
犀門
1
No. 064★★★★☆2018/03/30